今日は、ふっと、「チャンスって、どういう時に来るのだろう…」と考えたりしている。

なんでも、続けていないと、チャンスって巡ってこないような気がする。辞めてしまったら、そこで終わりなんじゃないかなって。

 

ピアノの先生が、よく言ってる。「継続が大事よ」って。私は、何故、継続が大事なのか、理由が分からなかった。でも、最近は、継続していると、チャンスが巡ってくるような気がしている。だから、何でも続けることが大事なんじゃないかな、って。ある程度、周りに迷惑かけても、続けることが大事なんじゃないか、って最近は思う。

 

そして、いつの日かチャンスが来た時に、経験を積み上げた自分でいることが、大事なんじゃないかって。私が、一番、続けてきたものといったら、ピアノである。幼少期の頃からだから、かれこれ30ウン年。別に、続けよう、続けなきゃと思って続けた訳じゃない。ただ、病気になって、音大に行かなかった時も、心機一転、福祉系の学校に進んだ時も、福祉業界で働き始めた時も、師事する先生がいない時も、結婚して引っ越してからも、自宅のピアノ教室に生徒さんが来ていない時も、何かしらピアノに関わっていた。いい先生がいない時は、それこそヤマハに習いにいったりもしていた。

 

自分の中では、ピアノをやっているのが当たり前で、周りの友人たちも「ミホコと言えば、ピアノ」と思われている。今、サロンで活動しているのも、その地盤はあった。自分の中では、サロン活動なんて、やる気なかったけれど、師事している先生が、福祉施設で音楽講師の仕事をしていた。私の中では、何か人前で演奏したかった。でも、それは、障碍者のコンサートとかではないな、と思っていた。

 

そこで、舞い込んだ一つのチャンスだったのが、福祉施設でのお祭りの演奏だった。そこで、ちょっと自信がついた。そこから、サロン活動に邁進するようになった。きっかけやチャンスって、急にやってくるものだし、急にやってきた時に、そのチャンスをモノにできる自分でないと、ダメなんだと思う。

 

かといって継続できる努力って、低空飛行で良いんだと思う。でないと、続けることは難しい。主人は続けるのが得意な人だが、無理しないし、自分の気持ちに正直。やることはやるけれど、やらないことや興味のないことは、とことんやらない。だから、続くんだと思う。

 

私は、ピアノ以外は、読書とかの趣味は、好きで続く。誰に強制されたものではないけれど、続いている。何でも、緩ーくやるのがミソなんだな、と思う。サロン活動は1年1か月が過ぎ、1年と2か月目に入った。何でも、最初が肝心とかいうので、2年目から、時が経つのが、早いのかもしれない、と思う。

 

今でこそ、「ピアノと言えば、ミホコ」と言われるが、自分的には、ピアノが上手いと思ったことがない。もっと上手い人は沢山、いる。でも、そういう器用な人は、簡単にピアノを辞めてしまうんだと思う。それに、私は、周りの人が「ミホコ、ストイックだね」と言うが、私は、ただ必要だからやるだけで、あまり自分を追い込んでいる感じがない。好きだったり、興味があることだから、それが普通だったりする。他のヒトは「なんでピアノにそこまで…」って思うかもしれないが、逆に私には、ピアノしかなかったりするのだ。

 

続けることは、何者にも勝るのだと思う。続けていれば、何でもその人のキャリアになる。続けてる、というだけで、周りの目が変わるのだと思う。