このところ、調理師専門学校の生徒さんたちが順繰りにシェ・イノグループのレストランを研修してまわっています。 まだ初々しいですが、就職して３年にもなると皆顔つきが変わってくるものです。 料理人顔というのがあるのです。 なんとなくわかります（笑）。チーズスペシャリストの細野がスタンバイしていると、研修生くん「あ、このチーズ美味しいですよね。」「ん？ それはうちオリジナルの食べ方なんだけど。」「前にここで食事をしたときに、勉強になるから、とこのチーズをサービスしてくださいました。」「あ、あの時の若者が君かぁ。」 お客様として来たときは、それなりにお客様顔をしているものです。
オリジナルのチーズとは、フロマージュブランに、薄くけずったミモレットを乗せ、みかんのはちみつを少しかけたものです。 さっぱり召し上がることができますが、ミモレットの繊細な味わいも楽しめます。 毎晩チーズワゴンが回ると、一番人気。