
ピアニストの辻川日奈子さんのリサイタル。 演奏を拝見拝聴するのは初めてです。 バッハ、ハイドン、シューマン、ショパンに続き、私の曲も演奏されました。 同世代でして、長年リサイタルを続けてこられた彼女は正確で表現豊か、しかもゆとりを感じるプレイスタイル。 このゆとりというのは重ねてこられた年月が作るものですね。
「じゃぽねずり」組曲から「ぜんもんどう」。 少し前衛的で不思議な曲ですが、日奈子さんが弾くと実にクラシカルに整います。 本当に熱心に取り組んで下さって、曲の解釈について何度も意見を交わしました。 残りの52曲も是非弾いていただきたいです。 お客様の反応もとてもよくて、嬉しかった。
さて、マノワールに戻ると夕刻からはご披露宴です。 新郎さんは映像編集者、新婦さんはウェブデザイナーと、アーティストのお二人です。 写真は幻想的な夜のガーデンで、キャンドルリレーの模様。 このあと、皆様が願いや祈りをこめていっせいに吹き消しました。 お色直し後の和装も素敵で、まさに日本男児と大和撫子。 おめでとうございます。