イメージ 1 昼下がりにシェ・イノに参りますと、丁度デザートプレートの仕上げ中です。 パティスリーには美人コンビがおりますが、新しいこと、イレギュラーなご注文になると、シェフの古賀が直接手を加えます。 それを見つめる二人、次は自分でやるぞの心意気です。

厨房には、珍しい食材がありました。 北海道産仔羊のレバーです。 新鮮な生レバーは、えもいわれぬ美味しさです。 ほんのりと苦く、口当たりは最高。 本当に手に入らないものなのですが、味を見てごらん、とお客様がくださったそうです。  きっとこの仔羊ちゃんは、どこを食べても天国のような味なのでしょうね。 

今日はマノワールに、時々お見えになる年配のお客様がいらして、興味深いお話をしてくださいました。 東京でマキシムが出来たころから街場のフランス料理店に通われていた方。 ちょうど主人がヨーロッパに旅立った年のオープンですので、45年の歴史があります。 当時の厨房やサービススタッフの方々は、今は特大御所ですね。 お話うかがえて、とても嬉しかったです。