イメージ 1 昨晩は京都の朝堀りたけのこの若竹煮をつまみながら、家人と話盛り上がってあっという間に夜中になってしまいました。 筍の食文化の話題から、料理、音楽、美術、舞台などの芸術性と経済性について、時に単勝、または複式、そして三連単にジャンルをめぐりながら・・・。 恐るべし、筍(とワイン)の包括力。

さて、トックブランシュとはコックさんがかぶっているのっぽな帽子のことですが、この名前をつけた料理人の国際倶楽部があります。 その会は目出度く30周年ということで、本日は座談会が行われたそうです。

30年前は100人ぐらいの会員でしたが、今や千人の大組織。 フランス料理の発展をミッションとする会です。 

当初、理事の人事はホテルオークラの故小野ムッシューが指名なさったのですって。 「会長は京王プラザの緑川、副会長は二人でホテルは堀田がまとめろ、街場は井上がやれ」という具合に。

その堀田シェフが座談会アフターでお見えになって、昔話やいろいろご苦労されたお話も伺い、やはりこの人の歴史があって、日本のフランス料理業界の歴史があるのだな、と思いました。