イメージ 1 ときおり、レストランのことでも音楽のことでも、深く深く考えてしまい、言葉にならない何かを見つけようとすることがあります。 

と、今日はそんな日。 すると、ちょっとしたきっかけが「今日の答え」を導いてくれるもので、それは誰かのお話だったり、本だったり、テレビ番組だったりいたします。

毎週録画して、大事にちょっとずつ小出しに見ている番組は「題名のない音楽会」。 今週は武満徹さんの特集でした。 10分ほど楽しみ、ピアノに向かうと、ぱらぱらとほどけていくのです、もやもやが。

私にとって「今日の答え」は、う~んうまく言葉にできないけれど、ピアノを弾くな、ということです。 練習ではなく表現せよ、常に作曲家の精神で奏でよ、ということです。 深く豊かに表現したいものです。

さて、写真は「蒸し鶏、フォアグラ、ポルチーニ茸のトリュフソース」。 温かい前菜です。 去年のボルドーシャトーパーティから、時々お出ししている料理。

本日は、さまざまな国の料理を専門にする、料理人さんたちのお食事会メニューの一品としてご用意いたしました。  皆さま写真を撮ったり、レシピをギャルソンに訊いたりされておられました。 

創造する、ということにおいてはジャンルを越えて、同じ答えが導き出されることがあると思います。