イメージ 1 私の生まれる前から(というのは真赤な嘘ですが)シェフ井上のお客様である方が、ご会食者の方々に「INOUE THE WORKS」をお見せになってくださいます。

この本が完成してから20年が経ちましたが、料理は全く輝きをおとしておりません。 年月を越えて愛される料理を、と一年かけて作った本です。 マノワールの料理長阿部も、その魂を受け継いでおります。 

伝統と創造、いずれもうちの料理の道しるべです。

この本には、20年前の写真が載っています。 懐かしいなぁ。 この頃私はまだ某ドイツの企業に勤めておりましたが、写真撮影のときは、カメラマンの横におりました。

前列真ん中が夫、写真には、現在シェ・イノの料理長古賀、マノワール・ディノ料理長阿部、ドゥ・ロアンヌ料理長岡本、そして日本のあちこちで料理長を勤めるキュイジニエ、パティシエや、今やベテランとなったギャルソン、ソムリエたちが並んでいます。

20年後の今も、同じメンバーで写真を撮ってみたいですね。

さて、明後日中国の民族楽器「揚琴」奏者金亜軍さんとのギグをいたしますが、その中で「ボルドー組曲」から「コス・デストゥルネル」と「ジロンド河」を演奏しませんか?と提案しました。

「コス~」はタップのyascoとは「十字軍の遠征」をイメージしてプレイしますが、金さんとはきっと「チンギス・ハーン」みたいなサウンドになるのでしょうね。

「ジロンド河」は「揚子江」かしら・・・。