イメージ 1 ちょっとだけおすそ分けいただいた、「ラ・ターシュ」1986年。 愛おしさとか優しさとか力強さとか切なさとか、あらゆる感情が、しかもいずれも深い想いが溶け込んだような香り。 決して忘れぬように、15分おきぐらいにグラスに寄っていっては、香りを記憶にとめました。

人と自然の歴史そのものが詰まったような、しかしながらまだ未完成であるような香りです。

DRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)をテーマにした楽曲は何度もトライしましたが、いまだ全く1小節も出来ません。

ボルドー組曲を作ったときは、シャトーワインの明確なイメージをもっておりましたが、DRCは・・・、深淵かつ未完かつ多様。

死ぬまでに書けるかなぁ。 きっとピアノ一本で表現する作品になると思います。

このところずっとソロピアノを練習していますが、クラシックやジャズや、いろいろに学ぶものがありますが、気付いてきたことは、

正確さやフレージングやタッチだけでなく、何かもっと深淵かつ未完かつ多様な表現をしたい、という本能です。

これも、死ぬまでに表現できるかなぁ。