
さて、作詞作曲した歌の題名は、いつも出来上がってから、時にはデモ音源が出来てから、やっと付けます。 歌詞の吟味に気力使い果たして、題名をつけるころには、もう「出来たっ」という安堵感で、新たに集中することが出来ない、というのが本音かも。
結果、歌詞の中に出てくるキーワードをそのまま題名としてつける、という最もシンプルな形になってしまいます。
一方、インストの曲の場合は、最初に題名をつけて、そのイメージを膨らませていく形で作っております。 歌詞がないだけに、オーディエンスの方々と光景や感情を共有していくのに、題名は重要ですね。
チックコリアの名曲「SPAIN」は、どうだったのかなぁ。 この曲はあまりにも多くの方が演奏されているので、「いつどこでだれそれがどんな演奏をした」ということが、もっぱら話題になってしまうのですが、
コリア氏が最初に作ったとき、彼はどんな光景を描いていたのだろう。
などということを念頭に置いて、明日は弾いてみようかな。 おととい紹介したカルテットですが、もの凄く情熱的なスペインの光景になりそうです。