イメージ 1 千客万来(といっても千人もお客様が見えたわけではありませんが)の日でして、お昼から夜まであっという間に時間が経ちました。

お昼休みに、シャンパーニュメーカーのコーディネータの方に、ほんのちょっとご挨拶して、後はソムリエに任せるつもりが・・、2時間も話し込んでしまいました。 

ビルカール・サルモン、素晴らしいシャンパーニュです。 20世紀を代表するブラインドテイスティング(1999年、ストックホルムにて)で、150メーカーの中で、一位二位をとったという、実力派メゾン。

私ね、メーカーさんとは、ただワインを買ったり売ったりする関係で終わりたくないのです。 インポーター、ディストリビュータも含めて、協力して、ワインにまつわる歴史・文化背景や生活スタイルなどをご案内し、日本のお客様に楽しんでいただきたいと思っているのです。 そしてそれがちゃんと日本の歴史に足跡を残すように、企画したいのです。 ← をっ、大きくでた。  

ワインは長い長い文化や政治や戦争の歴史の線上にあるものです。 だから味わいにも香りにも、思い出として残る価値があります。 そして作り手だけでなく、飲み手も次の歴史を作っていくのですね。

フランスのワインメーカーの当主や輸出部長さんなどが、シェ・イノやマノワール・ディノを訪れると、必ず「ここに、本物のフランス料理がある」と、喜ばれます。 最もワインとマリアージュする料理のスタイルを守り続けているからでしょう。