イメージ 1 このところ、横になっても深い眠りがとれず、食欲もなく・・・、っていうと、気持ちもちょっとだけ沈んでくるもので、お仕事中は「幸せを運ぶ商売」ですから、心から楽しんでおります。 が、今日のようにちょっと冷たい向かい風(帰り道の方向)が吹いていたりすると、何故か「永遠の島」という自分の曲で恐縮ですが(汗)、身にしみてまいるのでございますよ。

は、さておいて。 達者なマミーは、本日も素晴らしい経験を積ませていただきました。

マノワールの個室は二つありますが、かたやシャトー・マルゴー1989、もう一方はドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティのホリゾンタルティスティング(同じ年代のワインを飲み比べる)で、リッシュブール、ラ・ターシュ、そしてロマネ・コンティ。

どちらもお持込です。 (・・・ということはうちの売り上げではありません・・・しゅんっ・・) が、しか~し、お金より素晴らしい財産。 それは思い出。 私たちはお客様とご一緒に豊かな時間を過ごすことができました。 

リッシュブール、ラ・ターシュ、ロマネ・コンティは、香りだけでも明らかに異なります。 この順番で香りを味わって、また逆をやってみると、リッシュブールのような大変なワインが、(ごめんなさい失礼)見劣りしてくるのです。 

最高峰を知ってしまうと、それが価値の基準になるのですね。 だから最高を知ることは作り手にとっては重要なこと。 次にそれを越えようという気持ちが湧いてくるからです。 

あ~、ロマネ・コンティの雫を枕にたらして寝たら、睡眠が充実するかしら。