イメージ 1 写真は桜のデザートプレートを描く料理人柚原(おとといのあおいちゃんのパパね)と完成品です。 そして共にお出しするデザートはマノワールの桜の葉をミルクで煮て作ったブランマンジェ。


お昼休みにクリーニング屋とスーパーに寄って(お、珍しい家事ネタ)大荷物かかえながら一端帰宅すると、さかのぼること20~10分の10分間に携帯に留守電が4本、メールが一本入っていました。 電話はマノワールから2本とスタッフの携帯(ギャルソンとソムリエ)から一本ずつ、メールもスタッフから。

いずれも店に連絡くれるように、とのこと。

と、これは大事件だと覚悟を決めますよね。 私はいつも最悪を想定して事を起こすタイプなので、まずは「店が燃えた」もしくは「旦那さんがミマカッタ」ぐらいの腹を据えて、即座に電話すると・・・、

某お客様から、「とにかくすぐにマダムからお電話頂戴」とのことでした。 この方は、世間では何故か「恐い」という印象を持たれている方で、100人に街頭アンケートしたら9割以上そういう答えになるような、メディアの影響です。

んなもんだから、最初に電話をとったギャルソンは慌てふためいて、私に連絡しまくったわけです。 

お電話申し上げましたら、いつものように、淡々とされていました。 私はこの方を、とても尊敬しております。 マスコミがどう取り上げようと、正面からあるいはお側でお話を伺うと、「大きいお人だなぁ」と思います。 学ぶことは沢山あります。 非常に単刀直入でいらっしゃいますが、それは大好きです。 同じ女の人としても、「をを、教えてもらったなぁ。」と感じることもあります。

私どもはフランス料理店を生業として、様々なお客様と触れ合う機会を頂いていますが、必ずしもいわゆる世間のイメージとはちょっと違うと思うことが沢山あります。 

TVでだれそれがこう言った、本に書いてあった、ネットで見た、というのは、情報として価値あるものとは思いますが、実際その方に触れてみて、自分が抱いたその方への気持ち、それが全てではないでしょうか。 

マミー(訳注:念のため:私のことです)は世間的に「お上品」(ほんまかいなぁ??)かもしれませんが、そうでもないかもしれませんぞぉ。 というか、何もジャンルわけする必要はありませんよね。 皆様が感じたマミーがそのものなんです。 

ところで、このところピアノの個人練習の課題は「音圧を変えずにダイナミクスを作る」です。 平たく言うと、「全体的な音量をあまり上下させずに、しかしながら静かなところ、盛り上がるところを作る」。

なかなか難しいが、聴いてくださる方の環境やシンガーさんによってはこれが必要なときが多々あります。 よって、まだ取り組み中。