ママはがんばっています。 一般病棟に移りました。 相変わらず目は見えないけれど、よくしゃべります。 

倒れるちょっと前にダンスの発表会があったのですって。 それで張り切って昔の着物をほどいて、ダンス衣装を作って、かわいいピンクのバレーシューズで踊ったら、みなさんとても衣装を褒めてくださった。 という自慢話。 

そして、死んだら、その衣装を着てパパに会いに行きたいそうです。 そのときは私の曲の中で、一番詞もメロディーも好きな、「永遠の島」をお葬式で流し続けて欲しいとのこと。 

まだ先の話ですけれどね。 やはりママもロックな人なのですねぇ。(笑)

マノワールのコンソメを持っていったのだけれど、まだ血圧がかなり高いのでドクターから駄目と言われました。 低くなってからにしましょうね。

先日のうちの娘の結婚式が嬉しかった、との話題の延長で、「そういえば、あなたを嫁にやるときは、井上家の人々が半端じゃなく変わった方ばかりで、すごく心配した」そうです。

いつまでたっても心配してくれるのが親ですね。