夜営業で、久しぶりに大好きな某ご夫妻が来店。 奥様(私の一回り上ぐらいです)のライフワークの夢を伺い、私も語り、とても嬉しかった。 素晴らしい先輩がいるなぁ。 夢同士のコラボレーションも出来そうです。 夢といっても、手の届くところにあるのだから。

こつこつと「ロワール」を進めています。 この作業始めると夢中になっちゃいます。 ご飯もそこそこ、まして寝てなんかいられません(笑)。 

「ロワール」は「ボルドー」ほどドラマチックではありませんが、心地よさ(酔ったときの・・笑)があります。 ワインの特色を出していくには、差別化が必要なので、3曲組曲も緩急つけて、そろえたいです。

さて、このまえの「ラトゥール」と「マルゴー」の話ですが、簡潔に縮めてしまうと、

男性は「ラトゥール」に官能を感じ、女性は「マルゴー」に感じる。
男性は「マルゴー」に理想の母親像を、女性は「ラトゥール」に理想の父親像をイメージする、といったところです。

もちろんこれは個人的な印象です、が知識を取り除いた、裸の印象ですね。 2人は、全く違うことを言っているようで、同じ感覚なのでした。 ワインと自分との関係性が一緒なのかしらね。

「マルゴー」をいただくと、私は同化して、どこまでも甘美に浸り、めくるめく世界に行ってしまいます。 「ラトゥール」の場合、畏怖と敬愛の念にうたれて、ひれ伏してしまうのです。