この日記をはじめて早9ヶ月が経過いたしました。 

もっと長い日記帳があります。 レストランの予約帳。 店とスタッフと自分、それぞれの歴史が平行して記されてゆくものです。 共有しているのです。 

過去の予約帳をしょっちゅう見るのですが、それは、お客様のことを思い出すためです。 大事な仕事ですね。 1人では全部覚えていることはできませんが、スタッフがみんなで頭よせて予約帳を見つめ、その日の状況などを反芻しているうちに、だんだん蘇ってきます。

どこのテーブルで、どんな服を着て、お連れ様はこんな感じで、何を召し上がって、ワインは・・・、という具合に。

コンピュータデータでは絶対に出てこない輪郭が見えてくるのです。

そしてもう一つの私の日記帳は・・ご存知ですよね。「Joyful Notes」という曲の中でも歌っていますが、五線譜の上です。