フランス出張の愚痴の続きになっちゃうけれど、最近の流行で、いくつかの店で、ひとつの料理が3つぐらいの器の組み合わせで出てくるのです。 私は食べ手として、料理が散漫になってしまう感じがしたなぁ。 食べた~ぁ、という気がしないんです。 つまんだって感じ。 

このスタイルの欠点は、サービスが悪くなること。 サービスマンがお客様ではなく、料理とその器に気持ちを集中してしまうので、器の上げ下げに忙しくて、お客様の欲しているものがわからない。


話は全然変りまして、本日の営業で、久々にピアニストの曽宮裕子さんが入りました。 彼女のピアノは程よくはぎれよく、味わい深く、無駄のないバランスのよい料理のようなものです。 うちの料理とよいマリアージュですね。