ミシュラン京都大阪版☆発表
プレス発表前に、ミシュランガイドを持たせてもらい、
「中身、見たい!見た~い!」と連発したワタシ。
ミシュラン広報から、
「ゼッタイ見てはいけません、お約束です!」
と強く言われ・・グスン・・・
が、直後、、、中身は「オール白紙でした~」と教えられ
こんなユーモアも外資系ならでは?!と、
スタッフ一同和ませていただき、いざ、会見!
ミシュランガイドは、そもそも
タイヤメーカーがドライバー向けのガイドを作成したのが始まり。
旅を快適にするためのお供がモットー。
レストラン三つ星の基準は、
「わざわざ、そのレストランのために旅をしてもいいと思える
卓越したレストラン」が定義。
約2年間、ミシュラン覆面調査員7人が、
京都・大阪の1000軒以上のレストランを食べ歩き、
今回厳選したレストランは203軒。
うち、三つ星は7軒。
京都6軒、大阪1軒でした
三つ星料理人が、ひとりひとり庭園で表彰されました。
そして、すぐに報道陣に囲まれました。
料理人は、意外と冷静でした。
冷静を装っていたのかしら?
また、端では、
「格付け、レベル低すぎですよね・・・」との声も。
昔、フランスで、☆を剥奪されるのを恐れて自殺したシェフがいたり、
無名店が有名になって、サービスの質が落ちてしまったり、
軽々しく☆をつけてくれるな。。というシェフの意向があったり、
確かに、賛否両論あるミシュランガイド。
ただし、
断ったレストランは掲載されないというウワサはウソ。
「たとえ断られても、我々が選んだら掲載する。
断ったから掲載されないのではなく、
我々が選ばなかったから掲載されないのだ」
とミシュラン。
先日伺った、北新地「カハラ」は二ッ星。
きょうは、森シェフのお嬢様にもお会いしました。
「正直言って三ツ星が欲しかった、まだまだです。
また一つ目標ができました」と言葉少なげ・・・
「おめでとうございます!」と声をかけてしまったワタシ。
何も返すことができませんでした。
今も、とてもとても複雑です。
カハラでの時間は、
記憶に残る、心ある、最高のおもてなしだったのに。
ワタシにとっては、一生忘れられない大切な時間だったのに。
もしかして、ミシュランって・・・
ちょっとした刺激であって、
浮世離れした世界なのかも。。。