我が家のお向かいのおばあちゃんは、ワンコもニャンコも大好きな、とっても優しいおばあちゃん。
家庭菜園で作った野菜や果物を、良くおすそ分けしてくれます。
そんなおばあちゃんの家には、アブーちゃんって言うニャンコがいました。
元は野良ちゃんだったんだけど、その頃飼っていた、秋田犬のしろちゃんの後を追って、ついて来たニャンコ。
何度も追い払っても戻って来て、しろちゃんのそばを離れない。
まだあどけなさの残るニャンコ。
優しいおばあちゃんは飼う事にしたのです。
我が家の娘と同い年くらい。
アラジンのアニメが人気で、アブーちゃんって名付けたんです。
１０日位前に、我が家の隣の空き家の軒下にアブーちゃんが、丸まっていたのを目撃して、探していたおばあちゃんにすぐに伝えに行ったんです。
もう、2日位前からミルクしか受け付けなくなっていたし、徘徊も始まって心配していました。
でも、我が家で最期を迎えさせたいと言っていました。
そんなアブーちゃんが、昨日虹の橋を渡りました。
おばあちゃんが、報告に来てくれました。
うっすらと涙を浮かべ、一緒に思い出話しをしました。
多分23歳くらいだから、人間で言えば、100歳は遊に超えている。
苦しむ事なく、息を引き取ったそうです。
動物を飼う事になった時から終わりが必ずくるとわかっていても、辛い。
必ず、ハニーにも訪れる別れの時。
ハニーが我が家の家族になれて良かったと思ってくれる様に、一生懸命に愛して行こうと思います。
アブーちゃん、安らかに休んでね。
23年間、ありがとう。
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