防災の話です

 

床下浸水って怖いんです。

なにせ、水が来たときには手遅れ、逃げるしかありませんから。

 

ちゃんとした対策をしている方々もいらっしゃるんですが

そういう方は、大抵一度被害にあっているんですよね

 

被害に会ったことがない方で対策したい方はご参考下さい。

 

自分の住まいが床下浸水の可能性がある

地域の方は対策を講じましょう。

 

その一つとして【土嚢による水害対策】を書き出します。

本当は、画像があるのが一番なんですが

今は土嚢が手元にないので後日アップしますね。

 

準備するものは

土嚢

土(砂)

(ブルーシート)

です。

 

他にも準備すると便利なものがありますが

高額だったり嵩張ったりするので

低価格且つ物置にしまっておけるもので想定します。

 

土嚢の作り方

 

都会の人は土嚢を触ったことがないかもしれません

ホームセンターで10枚200円~500円程で購入できると思います

都心に住まれている方は、郊外のお店に行ってみて下さい。

 

入れるものは『土』です。

 

砂のほうが簡単に手に入るかもしれませんが砂は容易く水を透します。砂入土嚢単体では防水効果がありませんので使い方に注意して下さい。

 

もし、砂しか手に入らない場合は

ブルーシートと併用します。

 

土を入れる量は

6分目から7分目です。

 

えっ?これじゃ半分くらいじゃね?(*´Д`)

 

くらいでいいんです。

 

8分目まで入れると入口を折り返して土を封印できなくなり

土嚢が崩れる原因となります。

 

土嚢は入口を折り込んで千鳥に積みます。千鳥とは交互のこと。レンガ模様の様にジグザグに積んで下さい。

そして、土嚢は叩いて硬めます。

一段目を敷いたら叩いて整形し、二段積んだら叩いて整形します。

積み方によりますが三段以上の高さを積む場合は

一段目を二列にしたりして奥行きのバランスを考えて下さい。

 

ブルーシートを併用する場合は、土嚢を積む前にブルーシートを敷いて端を土嚢に踏ませて下さい。シート併用の場合は丈夫なシートであれば土嚢を叩いて強化しなくても構いません。

砂土嚢は、土土嚢と比べると軽くて脆いので水に押されないように奥行きをしっかりと確保しながら整然と積んで下さい。

こうすることでブルーシートのずれを防止し、シートが地面に密着して水の侵入を防ぎます。

ブルーシートを併用する場合は最後の土嚢の下にシートをかませるか土嚢の上にシートを被せて錘をおいて下さい。

床下浸水の規模にもよりますが基本的には40cm~60cmの高さ(腰高以下)で積むのが人力の限度だと思います。これ以上の水位では水が重いので人力では厳しいと思います。

作業人員も狭い範囲に3人、5人と必要になりますので、それでしたらその人員でテレビや冷蔵庫を二階に避難させたほうが得策かと......(^_^;)

 

しっかり、対策をすればそれなりに被害を抑えることはできると思います。

家族や近隣の方と協力して行って下さい。