★CABECEOという名の神話
ブエノスアイレス神話の1つに、この「CABECEO」が有るわねん。
アタクシに言わせりゃこれは既に「神話」
まず第一に、「視線だけで女性を誘うべし
んなコト有りませんコトよ
だって「CABEZA(頭)」を動かす動作から
「CABECEAR」という「頭を動かす」そして名詞として
「CABECEO」ってなるの。
スペイン語で
「手=MANO」→「手でごにょごにょ=MANOTEAR」
つまり
「頭=CABESA」→「頭を振る=CABECEAR」なワケ
外国に行くと、
「ブエノスでは全てのミロンガでCABECEOが採用されている」とか
「CABECEO が有る=ブエノスらしい良いミロンガ」という
『思い込み』(アタクシに言わせれば)があって、
「この街で一番ブエノスらしいミロンガ」と称して
CABECEOが採用されていたりするんだけれど・・・
まあ、実際にはそんなことありません
若向きのミロンガに行ったら
(例:LA VIRUTA、MILONGA10、MALDITA)
そんなコト、知ってるコも少ないし
PracticaではもちろんCABECEOがルールだ、
なんて言われません
ただね
やっぱりトラディショナルなミロンガ
(例:SUNDERLAND、LA BALDOSA、EL BESOなど)
どんなに若くてブイブイ言わせちゃってるダンサーでも
身綺麗にして、お行儀よく、CABECEOするか同じテーブルの
友達をお誘いするワケ。
★CABECEOさえ出来れば。。。???
じゃあ
「誰にでもCABECEOすれば誘えるか?」
って言ったらそ~ゆ~モンでも無いのよ。
所謂「MILONGUERO/A」と言われる人だったら
それなりにお知り合いになって、お互いの合意の上で
CABECEOが成り立つの
アタクシがパートナー大パンダさんと、
そういうミロンガへ行くと挨拶していく中で
「彼女を誘ってもイイか
ミロンゲーロのオジさんが聞いてくることがあるの。
「もちろん
いつでも誘ってくださるワケじゃないわん。
彼が好きなオルケスタのTANDAだけ。
しかもこっちが「ちらっ」と見てた位ぢゃムリ
かなり「ガン見
そらあねえ。。。
向こう様にその気がないのに
じいいい~~~っっっ
ってのもメイワクなお話
ただ日本人の、ちいちゃなおめめ
「ちらっ
交渉は成立しないわよん。
モンダイは「踊って光線
そして1度でも踊ったことがあれば、
アタクシが単独で踊りに行っても
どのオジ様も「こぱんだ、今日は独身か
なあんて冗談飛ばしながら、CABECEOしてくれるわん
(生来、スケベなのねん
逆に色々な冗談も交えてアタクシに
「たまには浮気させないとダメよ~
アタクシに言いつつ、ミロンゲーラのおネエ様方が
大パンダさんに『CABECEO許可』を発行する事もあるわん
すなわち
「知らない人」にCABECEOするっていうのは
あくまで外国人の多いミロンガでだけ成り立つので、
(例:NIN~O BIEN、PARAKULTURAL、PORTEN~O y BAILARINなど)
決してオリジナルな形では無いんでしょう。
だから「見間違い」とか「CABECEOしたら他の女性が立っちゃった」
なあんて恥ずかしいコトにはならないハズよねん。
★CABECEOは男性優位(MACHISTA)の産物か??
あと「女性は男性から誘われるのを待たなければならない」
とゆ~、やっぱり神話的ルールもあるわねん。
実際、こっちの女のコ達は、積極的に男性に接近していって
男性が誘わざるを得ない状況を作って見せるのよん。
よく「CABECEOは断られても恥をかかない為の
男性本位のルール」と思われているけれど、
その反面女性からのアピールの余地も随分あるワケ。
ただモンダイはその辺の「駆け引き
「遊び
外国でルールだけが独り歩きする状況は、
なんだかアタクシ的には解せないわん
ちょっと違った見方で、
「伝統的なルールをゲームとして楽しむ」
ってのは楽しいけれど、最終的には
その国の人や文化に合わないルールは、やはり淘汰されるモノよ。
最後に。。
時々、アタクシはミロンガを「釣り
まさに「釣り」と同様、色々な準備をして
「糸を垂らしている時間を楽しむ」コトが出来ないと
ミロンガって楽しくはならないんじゃないかしらん
その辺を変える為にCABECEOルールを採用してみる、という考えもアリ
そんなお話がTOKYOでも出来たら、また面白いかも
ご意見も大募集しちゃううわん。
ではまたね