行ってまいりました!奈良の正倉院展。
1年のこの時期、10月末から11月中旬までの約2週間だけ公開される、
聖武天皇ゆかりの宝物たち。
何年ぶりかの正倉院展にウキウキ
ご存知ですか?
ここの奈良国立博物館(新館)。
無料で
聖武天皇の筆跡が見られる場所があるんですよ!
私も今回忘れてて、博物館を出てしまってから思い出したんですもん。
入口と出口が違うので、引き返して写真におさめた次第。
当時は当然博物館なんてないので、
彼が書いた文字をピックアップして並べたものなんです。
人が書く文字には性格が出るって言いますよね。
この文字見ると、なんかきっちりしていて・・
細いし。。
聖武天皇って几帳面だな~って感じません?
飢饉や疫病で国が乱れ、遷都を繰り返し
大仏をつくり
どうにかして国を安んじようと苦悩する人。
それが私の聖武天皇のイメージ。
1200年前のものが今に残っている。
これほど古いものが、大量に、美しいまま
倉庫の中でケアされながら伝わっているのは、
世界でも他にないそうです。
すごいですよね!ニッポン。
正倉院展の展示物を見ていると、
お経とか、仏様へのお供え物を乗せる台とか箱とか
お寺関係の宝物(ほうもつ)がやたら多い。
なぜか??
今回の展示の目玉である「金銅水瓶(こんどうのすいびょう」
(画像はお借りしました)
簡単に言えば水差し。
首が鳳凰になってます!
この曲線がなめらかでエロティックでした。
この凝った造りは日常生活用ではなく、
仏様を供養するための道具らしいとこのこと。
(首の曲線がチンアナゴ的という説も。笑)
(画像はお借りしました)
「碧地金銀絵箱(へきじきんぎんえのはこ)」も
(画像はお借りしました)
美しく装飾された箱ですが、
女性が使ったものとかではなくて
仏様へのお供え物を入れていたのではないかと。
ね?ホトケ様関係多いな~って感じますよね?
するどい!
だって、
正倉院って、東大寺が維持管理してきたものですから!
え~!そうだっけ?
ですよね。
思い出して下さい。
正倉院の成り立ちを。
東大寺を建てた聖武天皇。
奥さんである光明(こうみょう)皇后が
彼の遺品を東大寺大仏に奉納したのが始まり。
「聖武天皇の遺愛の品が目に入ると、かつての日々が思い出されて
泣き崩れてしまうから」
なんて言葉が奉納目録に記されてあります。
そこに、東大寺の仏具なども加わって
調度品、楽器、文房具、装飾品、薬品、武器など
当時のラグジュアリーなものが一堂に集まったんですね。
明治からは国が管理するようになりましたが、
それまでは東大寺が管理&ケアしてきたのです。
私、今回の正倉院展で
自分の知識の点と点がピーンとつながった感じで
むちゃくちゃアハ体験でした。
これ、子どもだって同じです。
アハ体験って脳の中の小爆発です。
この小爆発がポンポン脳のあちこちで起きると
世界を見る目が変わってくるんですよね。
当然、話す内容も変わってきます。
子どもだからちょっとボケたことも言ってきますが
そこは構わずフンフン聞いておけばいい。
新しい世界が開けたことを楽しむに徹す!
ですよ。
正倉院展、
オススメは音声ガイド(540円)をつけること。
これがあると無いとでは、疲れ方が全く違います!
今回、無計画にヒールで来てしまったから
音声ガイドに助けられました
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