おはようございます
この前買った本、
この本を読んだ時に、
たびたび例として出てきたこの映画が
気になりました。
「花束みたいな恋をした」
ということで、
アマプラで見ることができたので
昨日じっくりと見ました
本の感想も話したいのですが
今日は記憶に新しい映画のことから。
ここからは
映画のネタバレになります
ネタバレOKの方はどうぞ
まぁこの映画で感じたことは。
似たもの同士って
うまくいかないことの方が多い?
ってことです。
登場人物のむぎときぬ。
2人は奇跡?というぐらい
共通点がありすぎて
そこから交際が始まるんですが、
次第に社会人となり、
あんなに一緒になってやっていた
さまざまな趣味が
まったく合わなくなってきます。
付き合った当時から考えてみると
たしかに一緒に趣味を楽しめなくなったり、
同じ部屋にいても
以前は同じことをして楽しんだりしていたのに
お互いに働くようになり、
すれ違っていくと、
同じ部屋にいるのに
全然別のことをしていたりします。
ここにきぬは違和感を感じ始めます。
しかし、むぎは変わることは当たり前だと
言います。
でも、既婚者の目線から言うと
2人のすれ違っているような生活って
普通じゃない?と思ってしまいました
だって、私たち夫婦は
同じ部屋にいても
全然別のことをしてるのは当たり前です。
でもそれを
違和感に感じないというか。
むぎは最後別れる時に
結婚しようと言っていました。
空気のような存在になろうよ!と。
私はそれでいいんじゃない?
結婚すればいいじゃん!
なんでしないの?
と思ってしまいました
でもきぬは、きぬの気持ちは
違ったんでしょうね。
変わっていくむぎを
受け入れることができなかった。
あんなにも共通点があって
なんでも一緒だったむぎが
社会人の渦に飲み込まれ、
次第に変わって行く。
そしてそれはこれからも
変わらない。
それを感じたから、
きっと別れたのかなー。
別れた後も2人は
3ヶ月ほど一緒に暮らしますが
その時の方がずっと
楽しそうでした。
恋人じゃなくなったから、
吹っ切れたんでしょうね。
この映画から
どの場面を切り取って比較するかで
見方って変わるよなーって思いました。
むぎは、今良ければいいじゃん。
楽しいじゃん!!
という、今を切り取った考え。
一方きぬは
過去はあんなことしたのに
今はしなくなっちゃったの、なんで?
という、過去と比較した今。
でも、
第三者からみると
本当に温かくて、すてきな
なんでもない日常に見えるんです。
日常ひとつとっても
切り取り方でどうにでも捉えられるよなーと
私の思ったことでした!
ほんと、ラストの菅田将暉のシーンは
本当にうるっとしてしまった
それ以前の何気ない日常が
本当に温かくて、
私も家族となんでもない普通の日を
大事にしよって
改めて感じましたね
エンディングロールは映画館以外は見ない
たちなんですが、
この映画はエンディングロールの挿絵が
可愛すぎて、
最後まで見てしまいました
似たもの同士より
でこぼこのほうが
最初から諦めてることも多いから、
なんだかんだ続いている同士が
多い気がします。
まぁ、私たち夫婦も
まーじーで凸凹だらけで
ほんと、こんなんで
よく一緒に生活できてるよね
なんて言い合ってます
とにかく、私はとても
いい映画だなーと思ったので、
ぜひ!!