こんにちは
ありがとう。

柿木村から
美帆ですニコニコ


*****


我が家は、築70年以上の古民家。
「古民家」という響きはオシャレだけど、リノベーションしているわけではないので、オシャレとは程遠い、古ーい民家です。
納屋はリノベーションして、オシャレな本屋となっていて、夫が商いをしてます。


隙間だらけだから、虫だらけだし。笑
カメムシ、ムカデ、ハチ。なんでもあり。見たことのない虫もいろいろ。



こないだは、蝶々が迷い込んできたから、窓を開けて、しばし外から見守ってたら、窓の内側に止まっている蝶々の横にカエルがひょっこりでてきたり爆笑
ミニミニカエルで、窓にぴっとり張り付いてる姿が愛らしかったけど、「家の中にいたんかーい!」となった。

ここは、「過疎」という言葉の発祥の地で、その言葉からも連想できるように、人口が少なく、そして自然がすごく豊かで。

大自然の中での暮らしは、虫や野生動物と共にあって。

ムカデやハチは、現れるたびにハラハラドキドキして、
危機管理能力が養われている気がしている。

もうイヤだー!ってなることもよくありますが、、、。


で、ここからが本題。

近々、コンポストトイレを製作予定で、
製作後のコンポストトイレの置き場所に、ぴったりすぎるスペースを家の中に発見!
元々認知していたスペースだけど、トイレ部屋にできる!と思ったのが、このとき。


ぴったりスペースを発見してからしばらく経つんだけど、
大家さんが使っていた物なのか、古ーい物が置かれたままの物置スペースで、掃除もしてないから、足を踏み入れるのを躊躇していてタラー

トイレ部屋にしたいけど〜
片付けしたくない〜

というループ。
で、放置。
だったんだけど、
今日、やーっとやる気スイッチが入って、片付けしました!


片付け前の写真を取り忘れたという、ぽんこつ具合。


片付けだすまで、あんなにも足を踏み入れたくなかった場所だったのに。

片付けてたら、古い本とか出てきて、雑巾で拭いてきれいにしてたら、
この古い本や物たちを使って生活していた人たちが同じ空間にいるような。
なんか、変な感覚になってきて。
時空の隔てがなくなって、リンクしてるみたいな。
昔の人たちが生活している中に、ふっと入り込んだような感覚。

あんなに忌み嫌っていた古い物たちが、すっごくすっごく愛おしくなってきて。
なんか、ウルウルなってきた。








↑この本。
発行の時期は書いてなかったんだけど、内容からして、たぶん昭和30年〜40年代のものかなと。
専門知識はないけど、ここ10年くらい、お産や育児に関連することを手習いしたり学んだりする機会がちょこちょこあって、この本からもなにか学ばせてもらえるような気がした。



↑これは、表紙からして絶対おもしろそうだし!



なんか、ここで暮らしだしてから、価値観がどんどん変わっていってる。

今日もまた新しい私を見つけられた。

今まで、古い物を毛嫌いしていたフシがあったけど、古い物からその持ち主さんの想い(エネルギー)が伝わってきて、自分の中から愛が溢れてくる感覚を味わった。

不思議な感覚。

この感覚を忘れないうちに、文字に閉じ込める!


古い家だけど。
虫もいるけど。
愛でていきたい!と、改めて思えました。


そして、今日発掘した古い物たちのいくつかは、また改めてゆっくり綺麗にしてから、使わせてもらいますハート


↑今日発掘した踏み台。
すでに活躍中!