昨日の夕方、珍しく旦那が早く帰って来て、一緒にテレビを見ながら晩ご飯を食べてました。
テレビでは今、国会で審議中の臓器移植の見直し法案について流れていました。
うちは私も旦那ももともと病院勤務。
旦那は現在も医療機関に出入りする仕事をしているので医療関係のニュースや新聞記事はマメに見ています。
臓器移植の年齢を引き下げるか・・・
難しい問題だと思います。
「親はまだ体が温かい状態の子供の脳死を死として受け入れられない」
「親に虐待されて脳死状態になった子供の臓器を親の一存で提供してもいいのか」
どれも簡単に解決できる事ではありません。
そのニュースでは心臓移植のために必死に募金を集め、やっとの思いで最後の望みを託し渡米した男の子が、願い虚しく渡米5日目に病状が急変して亡くなってしまった話をしていました。
その中で男の子のご両親に
「もしご自分の子供が脳死状態になった時に臓器提供はできますか?」
と質問していました。
旦那と2人でテレビを見ていて怒りが湧きました。
信じられない!!!!
それが子供を亡くしてわずか数か月の親にする質問なのか?
どれだけ残酷なことを聞いているのか分かっているのか?
あまりにも無神経だと思わないのか?
ニュースキャスターの方は深刻そうに話してましたが、所詮は他人事なんだねと思いました。
ご両親が泣きながらインタビューに答えているのを見て私も涙が出て来ました。
我が子を助けるために誰かの脳死を待つ。
これ以上にないくらい複雑な気持ちだと思います。
それだけに悲しみで苦しんでいるご両親に対する気配りがもっとあっても良かったのではないかと心底思いました。
ご両親は
「息子が誰かの体の中で生き続ける事ができるなら、提供します」
と気丈に答えていました。
旦那と「それ以外に答えようがないよね・・・子供を亡くしたばかりなのに、なんでこんな残酷なたとえ話するんだろうね」
と悲しくなりました。