毎日暑いですね☀暑さ対策してますか?
絵本好きのミホです
7/25は、かき氷の日🍧
九州のかき氷と言えば、
南国白くま♪私は九州住み
3年前の記事。オリンピックに触れていた。そうそう、コロナでオリンピックが1年延びたので3年前なのよ。
フルーツとミルクが美味しい♡
かき氷、食べたくなる
最近、頭がキーンってなるほどの量は
食べてない。
冷たいかき氷に欠かせない、氷🧊
今日は、その秘密に迫ってみましょう。
絵本で。
まずは、理科的なアプローチの絵本
『こおり』
前野紀一・絵 斉藤俊行・文
福音館書店/2012
表紙のかき氷が美味しそう🍧
見返しは、気泡の柄🫧
氷の気泡の話や分子の話、色つき氷の実験的な内容、海の氷の話まで網羅していて、
知っているようで知らなかった
氷の秘密が余す所なく分かる絵本。
温かみのある綺麗な挿絵も素敵です。
現象が丁寧に描かれていて、理解を助けてくれています。
例えば、液体の水から固体の氷になるときは、分子の並び方が変わるのですが、その仕組みを
小人やジャングルジムになぞらえて、表現されていたり。
家庭でできる、透明な氷を作る方法も分かります。夏休みにおすすめです。
裏表紙にも、シロクマ🐻❄とペンギン🐧がいて、可愛いですよ♡
過去にもちょこっと紹介しています↓
🍧
次は、社会科的なアプローチの絵本
『かき氷〜天然氷をつくる〜』
細島雅代・写真 伊地知英信・文
岩崎書店/2015年
こちらも、美味しそうなかき氷の写真🍧
見返しは、氷の柄🧊で、ひんやり感。
ふわふわの美味しいかき氷には
天然氷が不可欠です。
その天然氷は、冷蔵庫ではできません。
「ひとさじのかき氷が、口の中でとけていくまでに、とてもとても長い話があります。」
伊地知さんあとがきより
そんな天然氷を製作する様子を、
1995年〜2015年にかけて取材した
ドキュメンタリーの写真絵本です。
天然氷は、ほぼ人力で、自然の力を利用して
できています。
例えば、天気(気象情報)を見誤ると、氷が上手く凍らず、透明度が低い氷になります。
その製法や道具、天然氷を作る池の場所などは代々伝承され、長い歴史がありました。
また、氷を切り出したり、測ったり運んだりと
協力体制も大事で、
天然氷を作るには、手間ひまがかかり、簡単にはできていないことがよく分かります。
天然氷のかき氷、心して味わいたいと思いました。
エピソードの一つで、面白いなと思ったのは、
昔、かき氷は、カンナで削られていたこと!
そうよね、最初からかき氷機があるはずがないものね。氷を削って食べることを、最初に思いついた人、天才!
この絵本↓では、しろくまのかき氷機が壊れて、カンナで削ることに。
実は、伝統製法だった! ?