町田尚子絵本原画展「隙あらば猫」へ♪①

夜中に、柔道団体決勝戦を見ました。

🥋🇯🇵×🇫🇷、くじ引き戦までもつれ込み、手に汗握る試合でした。銀メダル🥈おめでとうございます！

絵本好きのミホです

先日、町田尚子さんの絵本原画展

「隙あらば猫」に

行ってきましたー

行きたかった展覧会💕前回参照

展覧会の名前も面白いです♪

町田さんの座右の銘らしい。

隙あらば猫展

かごしまメルヘン館特別企画展「隙あらば猫 町田尚子絵本原画展」を開催します - かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館

現地までは、車で１時間強🚗

道中は、山道が続き木陰で涼しく、

カンナやサルスベリ、ネムノキなどの色鮮やかな花や白い小花の木が見えました🌺

会場は、お初の場所。

建物入口にも、猫がお出迎え。

入ってすぐ。

撮影可の巨大パネル。『ネコヅメのよる』より

猫たち、可愛いねー♡と思って眺めていたのだけれども。

中の展示で、この絵の説明書きがあって、

この猫たちには、福島の被災猫たちも

描かれていると知りました。

涙ぐんでしまった動物関連は、涙もろい

この80匹近くの、一匹一匹すべてに、

名前がついていました。

(ラフ画のメモがあった)

上列右から２匹目は、町田家の白木(猫名)。

この、町田家の、猫の白木は、

あらゆる絵本に登場していました！

小さかったり大きかったり。

『ネコヅメのよる』では、主役です。

２つ上の、猫の大集合パネルにも白木がいます。

白木を探せ(笑)

中は、撮影禁止🚫でしたが、

3点だけ、撮影可🆗でした。

撮影可の絵。鹿児島限定。

撮影可。こちらも、鹿児島限定。

さあ、本命の絵本の原画です。

ふんだんに展示してありました。

まずは、

Welcome Cat！

「ねこはるすばん」、「ネコヅメのよる」など

猫が主役の絵本から多数展示。

二本足なのに猫らしさたっぷり。

お店での、堂に入っている姿が笑えます

表紙は、町田家の白木。被災猫たちも登場。

町田さん初の、猫絵本はこれ。

猫と商店街がテーマだったのを、猫のみのテーマにして、引きの構図から、猫に寄った構図に変えたら、感情移入しやすくなったそう。

前の猫と次の猫が、しりとりのように。

✻

猫が主役の絵本以外の猫もいました。
「いるのいないの」「だれのものでもない岩鼻の灯台」より、猫のいるページの原画。

家のあちこちに猫がいました。

猫の家族が灯台にやってきます。

以上の絵本全て、どこかに白木がいます(笑)

とにかく、猫が表情豊かで可愛くて、

「可愛い…」と思わず声が漏れてしまった

そして、どの猫も個性があり、意思を感じました。人格ならぬ猫格が見てとれて、実在しているかのよう。実在している子かな？

町田さんの猫愛があふれていました

見ていて、楽しくてしょうがなかった！

🐱

その次は、

空想の部屋

「うらしまたろう」「たぬきの花嫁道中」などから、ファンタジックな場面。

竜宮城の四季の部屋が美しいのなんの。

この四季が描きたくて、挿絵を引き受けたそう。

私は、この絵本で、町田さんを知りました。

人間に化けたタヌキも可愛い。化けきれてない感じが、何とも言えない可愛さ。裏表紙との対比も見てほしい。

他絵本からもありましたが、割愛。

🐱

次は、夏にぴったり

おばけの部屋

私、大人になってから怖いのが苦手になり、

町田さんの話題作でもある怖い絵本、

見ていなかったのです💦

いよいよ、その壁を乗り越えるときがやってきました

その絵本とは、、、

…と色々綴っていたら字数オーバーしたので、次回に続きます☆

今回綴った、猫・空想のコーナーの他に、

おばけ・風景・小動物・タブロー・装画・ミニ絵本などのコーナーもありました。

😺😻😽

会場の建物内には、たくさんのパネルがあって、猫だらけでした！

どすこいみぃちゃん

「ネコヅメのよる」

「わたしのマントはぼうしつき」

「ねこはるすばん」

会場の外にも、たくさんの猫

カフェのガラス外側。右下はカフェの中から見た右上のシルエットパンケーキをいただく

図書室の外側　「ねことねこ」

受付で、うちわをもらえました

うちわの裏側にも絵があります♪

展覧会の画集もお買い上げ↓

町田尚子画集　隙あらば猫 [ 町田尚子 ]

このための描き下ろし絵本も挿入されていました。

知らなかった作品も知れて、

描き下ろし原画も見ることができ、

ダミー本(構想の下書き絵本のようなもの)もたくさんあって、

全作品を網羅していて、見応え抜群で、

久しぶりの原画展は、ホント楽しかったー♬

町田尚子さんの猫絵本たち

ねこは るすばん

ネコヅメのよる

ねことねこ

なまえのないねこ

どすこいみいちゃんパンやさん

 元は、学研の小学1年生のミニ絵本。

町田さんは、猫絵本で人気急上昇のイメージだけど、デビューからしばらくは、猫絵本はなくて、このことも意外でした。

✣原画展の展示内容は、次回に続く✣