今日5/16は、“旅の日”
そして、
私ミホのBirthdayでもあります🎉
ここ毎年、自分の歳に驚いている👀
私、牡牛座♉で丑年🐮生まれでして
牛ざんまい🐮
というわけで、
旅と牛にちなんだ絵本を読みたい。
『オルガの世界一周』
ローレンス・ブルギニョン作
カンタン・グレバン絵
石津ちひろ訳
2007年/平凡社
オルガ(牛)の鼻の、どアップ！
このアングルがユニークな表紙に
惹き付けられます♡
文も絵も、ベルギーの作家さんです。
“さわやかな5月の朝のことです。”
と、物語が始まります。
書き出しに、“5月”とあるのが乙☆
のんびり屋の牛オルガは、
草に飽きてしまって、食べるのも
見るのもイヤになり、草原ではない
どこかに行きたくなります。
この気持ち、分かるわあ
時々、無性に遠くに行きたくなる。
そして、オルガは、実際に旅に出ます。
小言の多い、うるさ型のハエをお供に。
オルガの乗り物は、様々。
まずは汽車、そして気球、船、牛の荷車…。
牛車に乗る牛って、シュール
行く先々で、オルガたちは、
いろんな動物に出会います。
くま🐻、パンダ🐼、ラマ🦙、ワニ🐊…、
出会う面々が、かなり
バラエティーに富んでいます。
パンダがカバン(ランドセル？)を背負っていたり、ラマの帽子、ダチョウがほっかむりをしていたり。
動物の描写も可愛いです♡
そうしてオルガは、世界の動物と初遭遇しつつ、もちろん、食べ物もチェックしながら
旅を続けます…。
🌍
唐突に、変わった動物に出会うなあと
思いながら読みましたが、
脈絡がないようで、実はありました。
読み終えたあと、見返しの世界地図と
照らし合わせてみると
この気球は大西洋を渡っていたのねとか、このワニは南米辺りで出会ったのね、パンダは中国で…、なるほどーとなります。
見返し
見返しにある、旅の道程に沿って
たどりながら読み進めると
二度楽しめます🎶
オルガはベルギー辺りを出発していたよう。
裏表紙。日傘のオルガも可愛いなあ。
扉(中の表紙)では、麦わら帽子をかぶってるのです。
世界を旅したオルガは、結局、
どこに落ち着いたのでしょう…？
やっぱり口にあうのは、草なのよね🌱
それは、他を探して試してみたから
分かったこと。
オルガの、マイペースなようで
果敢に攻める姿に
勇気をもらえる絵本です
旅の絵本
『ぼくのたび』
旅人を迎えるホテルマン。いつか、自分も旅に出るときがやってくるのか。
『もりのおくのおちゃかいへ』のみやこしあきこさんの作品。
『オレゴンの旅』
サーカスを脱走するピエロと熊。ピエロは、自分を取り戻すことができるのか。
オルガの絵本みたいに、広い世界を移動します。
▼本日限定！ブログスタンプ
💼花畑をめぐる旅
💼オーロラを見る旅
旅が好きなので、誕生日が“旅の日”で
嬉しいです💕
