絵本好きのミホです
今日5/6は、コロッケの日だとか。
好きなコロッケは?
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コロッケのサクサク感が好き♡
ダンナは、カニクリーム派(ドーデモイイ)
コロッケは、作らずに買います。
なぜなーら、昔、手作りしたら、
爆発したの💥
以下、お気に入り記事の再掲です☆
コロッケで思い出す絵本は
やはり、これかな。
『11ぴきのねことあほうどり』
こぐま社/1972年
お馴染み(たぶん)11匹のネコが
コロッケ屋さんを始めるお話。
作者は馬場のぼるさん。
元々は漫画家さんでした。
『11ぴきのねこ』が世に出てから
2作目の
『11ぴきのねことあほうどり』
が出来上がるまでに
5年の歳月がかかったそう👀
馬場さんのこだわりがつまった作品です。
シリーズの記念すべき第1作目は、
1967年初版
『11ぴきのねこ』
漫画家さんらしい
ユーモアのある絵柄、
すっきりした色使い。
そして、なんといっても
あっと驚くお話の展開!
子どもたち(小1)に読みきかせたら
やんちゃ坊主が
「もう1回(読んで)!!!」
と声をあげる面白さ(・ω・)b
(私はもと教員)
1匹の大将と10匹の部下(?)の
形態なのは、
馬場さんが「11ぴき」の響きを気に入って
この形態(1+10匹)になったそう。
馬場さんのエピソードは
雑誌『MOE』2018/3月号を参照。
この号に、馬場さんの直筆メモがあり
興味をひかれました。
〔絵本についての考察〕
とあります。
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〔絵本についての考察〕
……(前略)……
優れた絵本の例
*七ひきの仔やぎ
*大きなかぶ
抑制のきいた表現をすること。
漫画的な表現の絵本の場合、殊に気をつけなければいけない。
教訓をむき出しにすることはやさしい。
それは最もヘタなやりかただからである。親はこれを喜ぶが子供は敬遠する。
大人の鑑賞に堪える絵本
子供だましの絵本は結局は子供もだませぬ。
1974.7.28
(『MOE』3月号p26参照)
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最後の2行が心に刺さります。
本質だと思う。
絵本って奥が深いですね。
以上、初出20180507
“鑑賞に堪えうる絵本”
という指針は、私の絵本選びの軸にもなっています。
200年前の本『子どものための絵本』(ベルトゥフ)にも絵本の条件として、“正しい描写”や“審美感覚を養うもの”などいくつかあげられており、
条件を全部ひっくるめて、“鑑賞に堪えうるもの”と捉えています。
子どもをナメんな!という大人が
昔からいるのですねー。
可愛い♡