こちら九州、雪がちらついてます❄️
こんな日には(いつも)、
読書です。ミホです。


コーヒー


度々、話題になる
青山美智子さんの小説を
読んでみたいなと思い、

ある日、図書館で探すと

この1冊だけがありました。
(他は貸出中)


『猫のお告げは樹の下で』

 

猫のお告げは樹の下で (宝島社文庫) [ 青山 美智子 ]

 



この表紙画は、ミニチュア作家田中さん!

絵本で知った方。表紙画も面白い。



とある神社⛩️に住み着いた猫が

「タラヨウ」という木の葉に

お告げを記したものを与えてくれるという。

そのお告げをヒントに

いろんな立場の人々が

人生を見つめたり立て直したりするお話。

(「チケット」の話は、笑った)

先日、おじゃましているブログで、たまたま「タラヨウ」の本物(写真)が見れました♡感激!



温かみのある作風に

人生の指針みたいなものが

ちりばめられていて、

なんだか、じんわりとほっこりしました。

お茶目な人がいるのも、好み♡




良かったので、他のも読んでみた。



『木曜日にはココアを』

 

木曜日にはココアを (宝島社文庫) [ 青山美智子 ]

 




『リカバリー・カバヒコ』。

 

リカバリー・カバヒコ [ 青山美智子 ]

 




どちらの小説も、『猫のお告げ~』と同じく、

登場人物が少しずつリンクしている短編集で、読みやすかった。



ある地域のひっそりとした場所を

拠点として(神社、カフェ、公園)

そこに関わる住民が

それぞれに主人公


誰もが、物語の主人公に成り得ているのが

スゴいと思う。

そもそも、自分の人生の主人公は、自分だけども。



『リカバリー・カバヒコ』では

悲しい話ではないのに

心打たれて、泣きました泣


母親が、好きなものと

距離を置いていることに

気づくところとか。


なぞの整体師さんの話も、良かった。

痛んだ体は、回復したあとは

前とは違う自分になっているとか。

そこから気付きを得る男の子も。




高校生くらいの学生さんたちにも

読んでほしいな。



コーヒー



『リカバリー・カバヒコ』の表紙画の、

澄んだ景色や青色、人物描写、、、

見覚えがあると思ったら、

合田里美さんでした。

物議をかもした絵本『ぼく』で知りました。


 

ぼく (闇は光の母) [ 谷川 俊太郎 ]

 



すっきりした綺麗な絵柄。

5話分の登場人物が、全員います。


20代独身女性、中年サラリーマン、小学生、30代主婦、、、







1話目の高校生“奏斗”がいないと思ったら

表紙袖にいました。









『猫のお告げ~』と『木曜日にはココアを』の表紙画は、やはり絵本で知った、ミニチュア作家の田中達也さん。

 

おすしがふくをかいにきた (MOEのえほん) [ 田中 達也 ]

 



 

おすしが あるひ たびにでた (MOEのえほん) [ 田中 達也 ]

 間もなく発売の、田中さん新刊絵本!





小説の絵を見るのも、楽しいです♡