絵本好きのミホと申します(*^^*)


前々回から、蝶々の登場する

絵本を綴っていますが
ひき続き、蝶々のお話~ちょう

 

 

 

 

私、蝶々の
好きな詩がありまして。


その名も

 

"ちょうちょのえほん"

 

そのまんま~(〃∇〃)

 

武鹿悦子さんの詩です。

 

 

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ちょうちょのえほん

ちょうちょが えほんを ひらいてる
ひらいて / とじて 

ひらいてる
さいた おなはの / そのなかで


ちょうちょが えほんを
ひらいてる
……

 

 

(後略:『はるのみち*武鹿悦子童謡集』より)

 

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この詩の

蝶々を絵本に見立てている

ところが可愛くて好きラブラブ

なのですが、

 

子どもたちに読んでみると

蝶々が自分のお気に入りの絵本を

花の中で読んでいると

言う子もいました。

(私はもと教員)

ふんふん、

そういう捉え方もあるよね~と

新鮮な気持ちになりました。

 

詩の解釈って楽しいです♪

 

 

 

『はるのみち*武鹿悦子童謡集』:JULA出版局

武鹿悦子

1997年

 

装丁・挿絵が高畠純さん!

(高畠さんは絵本作家でもあります。

『おどります』とか)

透明のカバーがかけられていて

宝物になる雰囲気の詩集です。

 

 

 

この詩集、手元にある

私の物はすっかり黄ばんでいます。

20代の頃に買いました。(軽く15年以上前)

 

当時、書店にて見つけた際、

帯のことばに

眼が釘付けにビックリマーク凝視目

 

 

ちいさい かわは

はしる

うみに あいたくて

ちいさい かわは

しゃべる

うみの ことばかり…”

(『はるのみち』帯より引用)

 

 

「ちいさいかわは はしる

うみにあいたくて」

この言葉、、、知ってる!

 

記憶がぴぴーん💡 と蘇りました。

 

自分が小1のころに

好きだった詩ビックリマーク

 

 

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ちいさい かわの うた

 

ちいさい かわは

はしる

うみに あいたくて

 

…中略…

 

ちいさい かわは

さけぶ

うみは おかあさん!

 

ちいさい かわは

はしる

うみへ まっすぐに

 

 

(『はるのみち』P126より抜粋)

 

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思い出すのは、

 

この詩を

みんなで声を合わせて

音読している小学生の幼い私

 

音読しているうちに

だんだん熱くなってくる

あの感覚。

「うみはおかあさん!」って

ところで最高潮ビックリマーク

 

懐かしさでいっぱいの詩です。

 

(大人になると、大きな声で

音読することって

なかなかないですね。

読んだとしても小声だわ。)

 

 

武鹿さんは

この詩をかきあげるのに

二年もかかったんだそうです。

(『はるのみち』はじめに参照)

 

 

子どもの私は、この詩が

大好きだったのですが

作ったのは、

大人の武鹿さんなわけです。

子どもをとりこにする作品を

作れる方。

すてきですラブラブ

 

 

ちょうクローバーちょう

 

 

幼い自分が大好きだったものを

ふとしたきっかけで

思い出したときは、

 

発掘で宝石でも見つけたような

(見つけたことないけど)宝石緑

不思議な気持ちになります。

 

内緒にしたいような

見せたいような( ´艸`)

 

 

あなたが見つけた宝石は

何でしょう。 宝石緑きらきら