絵本好きのミホと申します(*^^*)


前回、"ガンピーさん"の絵本を
思い出し、
ジョン・バーニンガムさんの作品、

好きだわ❤と久々に手に取る。

 

『おじいちゃん』

 

『ねえ、どれがいい?』

 

『クリスマスのおくりもの』

 

 

数々の名作の中から

これを。

 

『なみにきをつけて、シャーリー』:ほるぷ出版
 ジョン・バーニンガム作

 へんみまさなお訳

 

 

海辺にきた

現実的な大人と

空想的な子どものお話。

 

見開きの
左が大人(親)のくつろぐ様子、
右が子どものあそびの様子
という対比の構成で進んでいきます。


大人は子どもの様子を

ちっとも見ていないのに

注意だけはするという、

風刺的にもとれるお話!

 

子どもの自由な発想力の

素晴らしさを感じることもできる。

メッセージは、

読む人によって 変わる絵本ビックリマーク




小説でもそうですが、

優れた作品というのは

読む人によって

受けとるメッセージが変わります。

いく通りにも。

それが文学性の一つだと思います。




詩をかくときに

授業でよく言っていたのは

「悲しい」という言葉を使わずに

哀しみを表現してごらん

ということ。
(私はもと教員)

ズバリ"こうです"と言わない。

 

そうすることで作品に

 

深みと広がりが出る。

 

読み手にも感じるすきを与えられる。



直接的に、

”悲しい!” やら

”こうしなさい!” やら

 

あるいは ”好きです!”


って言うのは、作品として

野暮ったいなあ

硬直してるなあ

と感じます。

それが活きる作品もあると
思いますが、

あくまでも私の好みの話です(*´-`)

私は
押し付けがましい話が
苦手なのですね💦




素敵な作品というのは、
色々ととらえられるもので、

多面的であるなあと気付く。



ただいま追究中の素敵な絵本と

素敵な人は似てるのでは?の
4つ目の条件が出ました‼


☆多面的であること☆


さて、あといくつ見つかるかな…( ・∇・)