舞台「友情〜秋桜のバラード〜」
2017アジア芸術祭in寧波公演、行ってきましたー!!!
8日の公演本番に向け、まずは前々日の6日に中国入りして劇場の下見をしてきました。
ちびっ子を連れたママさん達がお話していました♪♪
こちらの劇場は3年位前に造られたばかりだそうで、客席の方も、とても居心地が良かったです
鏡がとっても大き〜い
さすが、香辛料が効いてるよ…!!
また中国では水道水の水は基本的に飲めないそうなので、飲み水はペットボトルの水を頂きました。
6日は移動の疲れもあるので下見だけして、
7日に本格的にスタッフさんの仕込み作業やリハーサルをして。
食事は、みんなで美味しい中華料理を頂きましたよっ
そして、いよいよ8日。本番の日。
私達は日本でやる公演と同じように日本語で芝居をして、
ステージ横の壁の所に中国語の字幕が出る、という仕組みで中国の皆さんへ公演をお届けしました。
外国でストレートの舞台公演をするのは初めてで、
同じアジア圏とはいえ文化とか、言葉が違う国でやることに不安と期待を抱きながら本番を迎えました。
公演が始まったばかりの頃は客席からの音も聞こえ、やはり海外公演の厳しさを感じましたが、
物語が進むにつれ客席の皆さんとの距離が近づき、劇場の中が一体になるのを感じました。
終演後、カーテンコールの時の客席の熱気と拍手は本当に嬉しく、印象的で、
舞台には言葉や文化の違いをも乗り越える力があると強く感じた瞬間でもありました。
中国の、このアジア芸術祭は、場所を変えてもう20年位行われているそうです。
この「友情」は、今年のアジア芸術祭in寧波で上演される作品の中でトップバッターを飾る作品だったそうで、
言葉等の不安がある中、歴史ある芸術祭の一番最初の作品に私達を選んでくださった主催者の皆さまに、本当に感謝、感謝です。
また舞台「友情」では、毎回ゲスト俳優の方をお呼びして、医院長の役を演じて頂きます。
私もゲスト俳優の方とご一緒する場面があるのですが、
中国公演では、中国で有名な舞台俳優のサイ コンゼンさんとご一緒させて頂きました
7日に初めてサイ先生とお会いし、作品の中でもサイ先生は中国語でお話しし、私達は日本語でそれにお返事するので、リハーサルをする前は不安な気持ちもありましたが、
いざリハーサルをしてみると心配は全くいらないことが分かりました。
本当に、言葉というのはあくまでもルーツのうちの一つであり、それ以外のことで得られる情報、感じられるものは大いにあるんですね。
とっても貴重な経験が出来ました。
サイ先生の素敵なお人柄、お心にも大感謝です。
このパワーで、今月25日からの「友情」築地公演も頑張りますー!!!
是非、楽しみにしていてくださいね
中国公演が終わった次の日9日には、みんなで杭州にある西湖という所に観光に行ってきました
そちらの様子はまた次の更新でお伝えしますねっ
みほ