自分を観察する♪〜バッハフルートと通奏低音のためのソナタ伴奏より | あなたの輝きを引き出すピアノレスナー   郡司美穂♪のブログ

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東京都世田谷区でその人本来の輝きを引き出すピアノ教室と心理カウンセリングをしています。音楽のこと、心のこと、もうすぐ終わる子育てのこと、母の介護のことなど、日々感じることを綴っています♡

こんにちは。


ご訪問ありがとうございます。

実は今、長女の通っている音楽大学で、
とてもご高名なフルートの先生のバッハ講座があり
フルートと通奏低音のためのソナタの伴奏を私が演奏させていただくこととなりまして練習中なのですが、
その中で気づいたことと、
少しだけ曲のご紹介を書こうと思います。

伴奏を私がやるかどうかは当初わからなかったので、
多分他の方になるだろう、と
のんびり譜読みしておりましたら、
やっぱりお願いします、となり
日程的にもあと10日。

全楽章で13ページ。
楽譜がかなり細かく、目は疲れるし
音はポリフォニー(多声音楽)でたくさんあるし、で、焦り気味で練習しております笑い泣き

ちなみにバッハの時代、もちろんピアノはありませんので、

メロディはフルート🪈なのですが
伴奏は、通奏低音といえば
チェンバロかヴィオラ・ダ・ガンバなど。


参考までにヴィオラ・ダ・ガンバはこれ↓

(画像お借りしました)


チェロに似ていますが、
弦は6本、音程は4度ずつになるそうです。
(楽器によっては弦の数違うようです)

今はヴィオラ・ダ・ガンバのかわりに
チェロを弾くことが多いようです。

今回は、チェンバロとチェロの音をピアノ譜に直した楽譜を指定されました。

緩-急-緩-急の4楽章形式。

静かに始まる一楽章は Adagio ma non tanto
(ゆるやかに。でもあまり遅くなく)
とても美しい響きに魅了されます。

二楽章はAllegro
軽快な掛け合いがあり、弾けたら動きもとても楽しいのですが、今はまだ苦戦中汗あと少し!かな。

三楽章はAndante
これぞ神様の音楽?とため息がでるほどに本当に美しい音楽。。
弾いていても幸せな気持ちに包まれます。

四楽章はAlleglo
冒頭から快活な掛け合いから始まるエネルギッシュなこの楽章。
これも弾けたら本当に楽しいのですが
一番苦戦しています
左手はまず音が速くて多くてなかなか覚えられず、運指が頭の中に入っていないと弾けない。
右手も多声メロディなので、それぞれに声部を弾きわけながら、なので両手で一緒に弾くとさらに難しい汗

少し前の私なら、ある程度初見でもテンポよく弾けたかな、と思いますが、
この頃とにかく目が悪くなりましたので、
楽譜に頼らず音を頭の中にしっかり入れておかねば、目では音符を追いかけられず、、

日々練習していましたら、
久しぶりになんだか腕まで痛くなり
はっとして自分を観察したら気づきました。

私、先生にご迷惑かけないように、
そして間に合うように、
ちゃんと弾かなきゃ!と
身体中固めてガチガチになって弾いていたのです。

いつもはあんなに脱力脱力、と生徒さんにも伝えていたのに。

必死で弾いていると、自分がどんなふうに弾いているか、にも気づかなかったんですね。

あーそうだった、、

改めて力を抜いて、身体のつながりも意識して、身体全部を使って弾いたら、

弾きやすい!!!

脱力、身体のつながり、改めて、大事!と再確認しました。

そしてもう一つ改めてわかったのは、

音がわかっていないと、
意識が音符と手だけに集中するから
目もガン見して疲れるし
首は固まるし
肩も上がっていたし、
もう本当に身体中ガチガチになっていたこと。

普段わかっていることでも、
余裕がなくなると
身体の使い方まで意識できなくなっていた、ということ。

これは、良い気づきでした。

うっかり、また腕をいためてしまうところでした。

今日からまた、自分の身体さんのこともしっかり意識して、
全ての繋がりを思い出しながら、
脱力して練習していこうと思います。
(音とそれから手の動きまでもしっかり頭に入れてね)

今日は、フルートソナタの伴奏譜読みから気づいた、自分を観察する大切さ、と身体のつながりを思い出す大切さ、他のお話でした。

最後までお読みくださり、ありがとうございます。

あと10日。
練習はしっかりして、当日は、
素晴らしいフルーティストの先生と共演させていただける音楽の喜びを感じながら、
楽しんで演奏させていただけましたら、と思います。

皆さまも、何かを夢中でやっている時に
なかなかうまくいかないなぁ、
って思われる時がもしありましたら、

体が固まっていないかなー?
って、自分を観察してみてくださいね。
それまでよりも、もっとずっとスムーズにできるようになるかも?ですむらさき音符

フルートソナタ、本当に美しい曲なので、

Emmanuel Pahudさんの演奏動画、貼らせていただきますね。

(伴奏はチェンバロとチェロの演奏になります。)


第1楽章と第2楽章↓


第3楽章と第4楽章↓



音譜自己紹介音譜

東京都世田谷区で、脳の発達に合わせて、身体のしくみにあった楽に楽しく弾けるピアノ奏法をお伝えしています。

お子さまからシニアの方まで、ピアノで豊かな人生となっていただけましたら、と願っております。

(⭐︎現在カウンセリングはおやすみしております)

 

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