今日はとうとう

ペテン師と詐欺師

劇場入り!



新橋演舞場に立たせていただくのは
調べてみたら12年ぶり、3度目です。

最後に立ったときの主演は

森光子さんと中村勘三郎さん。

楽屋に入った瞬間

その香りで一気にタイムスリップ。



開演前、
毎日森さんの楽屋でお茶をいただいたな。

とか、
舞台袖で、勘三郎さんと出番を待ってる間にいろいろなお話を聞いたなとか。

ラストの親子のシーンは
毎回袖から拝見させていただいて
お二人のお芝居が毎日新鮮で
本当に心から言ってるようにしか聞こえなかったから
何度見ても涙が止まらないステキなシーンでした。

(出演者みんなが両方の袖からじっと、涙を静かに流して見ていたのも印象的です)


どうしたって毎回拝見したい!

そう思えるお芝居だったのです。




お二人とももういらっしゃらないなんて
信じられない。

でも、お二人が見せてくださった
生き様、お芝居に対する姿勢、
そして長年続けてきた方にしか出せない
技術を越えた演技力は

お客様や、私たち共演者の心に残っている。



お二人だけでなく
沢山の役者さんやスタッフさんたちが
「お客様にたのしんでいただきたい」という
想いで立っていたであろう演舞場の歴史ある舞台。


私も今できる精一杯のお芝居を
お客様にお届けしたい。

福田さん率いるカンパニーの一員として
物語のスパイスになれますよう
全力を尽くします。




新橋演舞場がフランスのリゾート地
リビエラに変身しますよー。



お稽古風景が
youtubeにあがってます。
これに衣装照明セットなどが加わって
もっとステキになりますよー。
雰囲気を少しでも是非。