小中高とバス通学だったんです。
バスに乗ると必ず
運転手さんの後ろの席に座って
透明のパネル越しに
アナウンスのボタンを押すタイミングや、ハンドルの回し方を見るのが大好きで
いつでも交代できやっす！
わたし、運転できやっす！
な勢いで毎日飽きずに見つめていました。
運転手さんの行動の中で一番好きだったのが
同じ会社のバスとすれ違う時に
政治家が記者たちによくやるみたいに
右手をサラッと挙げて挨拶をする仕草。
無言なのに
「おつかれ！」と声が聞こえてくるような。
そしてたまに
ジェスチャーで
「この先、混んでる！」みたいなのをやるときは
「おおお！」と前のめりになって
そのやりとりを喜んで見つめていました。
この、
暗黙の了解のような
運転手さん同士の挨拶が大好きでねー。
その仕事に就いた人だけの特権のようで。
あーかっこいいなーと憧れていたものです。
そんな、挨拶をね
母になって、しちゃってるような気がするんです大和田美帆です。
いつかっていうとね、
夕方、抱っこ紐で買い物袋とバッグを両手に抱えて、タランタラン歩いている時！！
向こう側から同じ状況のお母さんとすれ違うことがなんどもあり。
赤ちゃんをちらっと見て
お母さんと目があって
ニコっ！までは行かなくても
フフフっと笑いあってご挨拶。
その
フフフっにはね
「いやーやっぱり抱っこしながら買い物はきついっすねー。今日は瓶もあるからかなー重いですかなり重いです。疲れたよねー疲れた。でもさ、こっからお風呂いれて、寝かしつけもあるわけだからね、、、まだまだ夜は長いよー。腰も肩もバッキバキだけどさ、ま、やっぱ子供かわいいからね、がんばれちゃうよね、うん、じゃ、このあともそんな感じで、頑張りましょう。お互い。」
な感じの想いがこもってるわけですよ！
向こうがどう思ってるかはわからないけれど(;^_^A
少なくともわたしは
戦友とすれ違ったような感じで
私たちにしか分からない
なんとも言えない夕方の身体の重さの中で
フフフっと微笑みかけるのです。
わたしだけかなー（笑）
バスの運転手さんの挨拶を見たときのような
ゾクゾクっと嬉しい瞬間です(*^_^*)
最近のワガコは
相変わらず離乳食はあまり食べないけれど
わたしの肘は食べます。
上の歯も生えてきて痒いのかな？
とりあえず頑張って作ってる離乳食
食べてほしいなー＞_＜。
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