最近読んだ本☆「空飛ぶタイヤ(上)(下)」著者:池井戸 潤
最近読んだ本

「空飛ぶタイヤ(上)(下)」
著者:池井戸 潤

~あらすじ(上)~
走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。
ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない
運送会社社長の赤松徳郎。真相を追及する赤松の前を塞ぐ大企業の論理。
家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況下、絶望しかけた赤松に
記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。
~あらすじ(下)~
事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの
疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠はないーー。激しさを増すホープグループの妨害。
赤松は真実を証明できるのか。社員、そして家族を守るために巨大企業相手に
闘う男の姿を描いた、感動の傑作エンターテイメント小説。
・・・・
自動車関連会社に勤めるものとして、ずっと気になっていた本です

しかも、モデルとなった会社は私の担当客先でもあるので、
読んでみたかったのです

誰にでも起こりうる事故が起きた時に、
それにどうやって対応し真相を掴んでいくのか。
事故の原因究明や企業のあり方・・・
企業とは、組織とは、働くものの志とは・・・
赤松社長の諦めない気持ちと、社員や家族との関わり方・・・
とても考えさせられる本でした

自動車関連に勤めている方、メーカーに勤めている方に
是非読んでいただきたい本です

~ぐっときた言葉~
(上)P133
信用を築くには時間がかかるが、失うのはあっという間である。
(上)P203
「親はいつまでも生きていない。困ったときに頼れるのは友達だぞ。
だから友達はたくさん作れ。そして大事にしろ。」
↑本当にそうだと思います

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