最近読んだ本『聖女の救済』
東野圭吾さんのガリレオ・シリーズ 最新作
短編集『ガリレオの苦悩』 (詳細は★ )に続き読んだのは、
長編の『聖女の救済』
~あらすじ~
男がその言葉を口にしたとき、女は最後の決意を固めた。
あの白い粉の力を借りるときがやって来た―。
IT会社社長の真柴義孝が自宅で変死体となって発見された。
死因は毒物による中毒だ。草薙刑事は被害者の愛人だった
若山宏美を第一容疑者として疑うが、彼の同僚の内海 薫は
離婚を切り出されていた真柴の妻・綾音の行動に不審を持ち、
別行動で調べ始める。だが、綾音には鉄壁のアリバイがあった。
そのアリバイを崩すためには、湯川学の力を借りる以外にないが、
湯川が推理した真相は「虚数解」だという。。。
非論理的ともいえる思考が編み出した驚愕のトリックを、
湯川は証明することができるのか。
この物語のトリック、本当にすごいです
東野さん、さすがです
「こんなことってあるの」って思いますが、
何気ない描写の中に真実につながる糸口が隠されているんです。
続きが気になってスラスラ読めますよ。
そして、
最後にタイトルの意味を知って切なくなります
気になる方は是非読んでみてくださいね~
作中の内海 薫刑事がipodで聴いていた歌のアーティストには
思わず・・・・笑
東野さんの遊び心だわっ