林:占い師時代、お客さんはおじさんが多かったですか。お小遣いとかもらったでしょう(笑)。

中園:いやいや。そこは、私の占いの先生が診断していたサロンで、私はアシスタントでしたから。お客さんは、企業のトップや政治家の先生が多かったです。すごいですよ。「お志で結構です」と言うと、当時はバブルだから、こんなに分厚いのが封筒に入っていました。今より収入はあったかもしれない(笑)。

林:それで、どんな偉い人もみんな悩みを抱えていることが分かった。

中園:抱えていますね。そして、強運な人は占い好きだと思いました。

林:そうなの、強運な人ほど占いが好きなの。占いって大嫌い、信じないよという人ほど、運から遠ざかっていくの。

中園:そうそう、そうそう。

林:うちの夫みたいに(笑)。男の人で占い大好きというのも困るけど、全く信じないというのもどうかと思うな。

中園:男の人って、占いや運命という言葉を聞くと、悪いことを言われるんじゃないかとすごく怖がるのです。だから、高いお金を払って占いに来るおじさんたちというのは、今思うと本当に林さん的。いいことを言われたら、それに乗ってどんどん突進して会社を拡げて。その点、女の人は「運命の人に会えるの?」とか、みんなすごくポジティブです。

林:男性の相談は、運命の女性に会えますかとか、結婚するのはどんな人ですかとか、そんなことではないですよね。

中園:恋愛については聞かないですね。

林:そこは、女と男で違うんだ。

中園:ええ。恋愛の相談だと、奥さんを捨てて、次の人に行ってもいいかと相談されたことがありました。

 

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解禁 女の絶対運命