人は自分にとって好都合なものが
「増加」することに対して
不満を口にすることは
ないけれども、
反対に
今まであったものの
「変化」や「減少」に対しては
拒否感、反発を示しやすい。
人間は基本的に
変化を嫌う生き物です。
自分の慣れ親しんだものに
愛着、安心感を覚える気持ちは
よくわかるのですが、
自分の意に沿わない変化は
いくらでも起こります。
変わりゆく現状に対して
「今まではこうだったから」
「前の方が良い」などと
いくら過去に執着したところで、
結局は
自分自身がシンドイだけ。
例えるならそれは
水の流れに逆らって
必死に泳いでいるようなモノ。
「長い物には巻かれろ」では
ないですけどね、
自分が組織の一員として
そこにいるのなら
それは割り切らなければならない。
それが嫌なら
辞めて自分で自分の道を
自分が思うように切り開くほか
ないのです。
中には
なかなか受け入れがたい変化を
強いられることもあるでしょう。
それを自分は
どう解釈し、どう受け入れていくのか。
これからも
同じ場所にいようと
思っているのなら
それを考える必要があります。
1つだけだったものが
2つに増えるのは別に問題なくとも、
2つだったものが
1つになったり
右にあったものが
左に変わっているだけで
「なぜ変えたんだ!」
「不便だ!」
「前のように戻せ!」
変化に対する不満の声は
続出するものです。
どんなことでも
自分の快適さレベルに
向こうから合わせてもらおうという
受け身的な考えではなく、
どうすれば
自分がいつでも快適さを
感じていられるのか、という
能動的な考えを持つようにすれば
不要なストレスは軽減されて
いろいろなことに対する
感じ方は変わってくるものですよ。
不平・不満を言うのは簡単。
誰かに言うことで
一瞬スッキリするかもしれないけど
吐き出して
スッキリした後は必ず
プラスの言葉で締めくくった方が
良いと思いますね。
たとえ、口にしたその時は
本心からそう思えなかったとしても
言葉には「言霊」がありますから。
半ば強制的な
思い込みでもいいと思います。
自分で自分の幸せを
遠ざけるようなことをするのだけは
避けたいですね。
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