人との距離感って時に難しい。
人を利用するのも、利用されるのも嫌いだし、
計算高い人、見返りを求めながら与える人は苦手です。
そういう人との距離が近くなると
穏やかだった自分の心には荒波が立ち、
まだまだガンジーやダライ・ラマのようには悟れない、
青二才な自分を目の当たりにします。
(当たり前だけど)
そんな時、引き出しの奥にしまってあった
昔読んだことばがパッと、脳裏に浮かびました。
There will always be people in your life who treat you wrong. Be sure to thank them for making you strong. - Zig Ziglar
この言葉を思い出した瞬間、イライラが一瞬で消えて、
一気にすっきりしました!(単純、笑)
私にとって、言葉は魔法。
絵画や写真など、心にすっと入ってくるものは人によって違うけれど、
私の場合、心の治療薬は言葉であることが多いです。
小さい頃いつも母親に、
「人にされて嫌だったことは絶対自分はしてはいけません」
「どんな嫌なことも辛いことも、すべて自分の糧になるのよ」
と、耳にタコができる程言われてきたけれど、
この歳になってそれを身にしみて思い出します。
相手に腹をたてるのではなく、
その経験を自分の糧にして、成長していこうと思うのでした。
写真は少し前、愛犬の散歩中に上空を旋回していた
真っ赤な小型飛行機。
紅の豚を想像して、
ドキドキしながら上を向いて歩いていたある日の一枚。