週末の男子・女子プロのトーナメント中継。
なかなか放送時間に視ることが出来ないので、
予約録画したものを視ることが多いので・す・が…

いや~今日は放送時間に視ることが出来て、
本当に良かったチョキ
ゴルフをやらない妹が、視ていて興奮したという。
ゴルフが良くわからなくても、視る人の心を掴んでしまう
戦いだった。

トーナメントの放送は、生中継よりも
編集されたものが多い。
放送時間に合わせて編集してあるので、
番組終了時間が近づくと、プレイオフになるかならないか
誰が優勝するのか、予想出来るようになる。

が…今日のフジサンケイクラシック。
最後まで予想出来ない、ゴルフ史に残る大接戦となった。
放送時間におさまるよう、編集されてはいたものの、
最終18番Hで、石川 遼選手と薗田峻輔選手が-9で並び、
二人の一騎打ち、プレイオフとなった。

プレイオフが3ホールまでで決着していたら、
放送時間内の編集も可能だっただろう。

両者 互いに譲らず、プレイオフは4ホール目へ突入し、
放送時間残り13分くらいで、プレイオフ4ホール目、
ティーショットからの生中継になった。
石川選手のバーディパットは 惜しくも外れたものの
パーは間違いなしの位置に。
これから薗田選手のパット…というところで、時間切れ。
放送が終わってしまった。

午後3時からは、競馬中継。
競馬ファンや競馬関係者の方々には、大変申し訳
ないけれど、少し中継伸ばさせて~と思ったのは、
私だけじゃなかったのではないだろうか。

プレイオフはともかく、大会4日目、今日のバックナイン…
勝利の女神は、薗田選手に微笑んでいる…と思われた。

バンカーからのアプローチが、中継用の障害物にあたって
グリーンに戻ってきたり、
ピン奥からのアプローチが、ピンフラッグに当たって
カップのそばに落ちたり。
まるで、漫画「プロゴルファー猿」の筋書きのようで、
「劇画のようだ…」 解説 戸張さんのコメント。

大会連覇がかかる石川選手。
最終18番 Par4。バンカーからの2打目。
このホール、バーディでなければ追いつかない
勝負の一打。
石川選手本人も、会心の一打だったと語っていたけど、
ピンそばにピタっと止まった瞬間の、ギャラリーの歓声が
どれくらい凄い一打だったのかを物語る。
そして プレイオフ突入となる。

放送が途中で終わってしまって、即PCで検索。
(同じことをした方…きっと多いことでしょうガーン)
3時5分頃だったかな。
石川選手、大会連覇の文字発見!
中継後の展開が、自然と見えてきた。

同じ高校の先輩後輩。
18歳と20歳。
頂点を極めようとする二人の、年齢を飛び越えた
凄まじい戦い。

プレイオフは「夢のような時間だった」と語る石川選手。
互いの力を出し尽して戦う時間。
勝負の時間だけれど、憧れの先輩と共に戦える喜び…
経験した者にしかわからない快感なのだろう。

互いの存在が、互いを成長させていることを
自覚しているであろう二人の戦いだからこそ、
人の心を熱くさせた…のだと思う。

ゴルフと歌。
分野は違うけれど、プロとして 自らと戦う姿勢や集中力。
感動と共に、学ばせてもらった。

ゴルフ史に残る名勝負だった。
録画しておいて良かったグッド!