春への不安

春への、というのは正確ではなくて

春からの不安、というのが正しい。

義母に初期の大腸癌が見つかり、

その手術前にどこを切るかの検査日当日夕方

夫が出張先で転倒し膝を骨折したと連絡が。

その日帰ってくる予定が一泊延長になり

翌日同行者に送ってもらって帰宅した夫は

松葉杖姿。

最初に診察してもらった総合病院では

入院手術を勧められたらしいけれど

流石に自宅から遠く離れた地で入院しても

本人も家族も大変困るので

同行者が運転してくれることもあり

家の近くの病院に紹介してもらい帰って来た。


近所の病院で改めて診察してもらったところ

最初「二つに割れてる」と診断された膝骨は

幸いな事に左半分が無傷であり

右側が逆L字型に割れている状態。

これなら少し治りに時間はかかるけれど

器具で固定しておけば自然治癒で

いけるのではないかとの見立てだった。

先生曰く手術してボルトを入れれば

治りは早まるかもしれないが

骨が固まったらまたボルトを外す手術が必要で

そこまでするのは必要ないかなあ…

かえって大変になると思う、と言われ

さすがに入院は避けたかった夫は

二つ返事で保存療法を了承したのだった。


入院を免れたのは良かったけれど

そしてバリバリの労災なので医療費0なのも

不幸中の幸いではあるけれど

最低でも1ヶ月半〜2ヶ月在宅勤務で

要介護状態の人間がずっと家にいる

そして来月末には義母が入院

術後は多分こちらも要介護状態で帰ってきて

元の生活に戻るまで最低2ヶ月はかかるだろう

義父は自分の事は大体できるけれど要介護2

これ私1人で面倒見るのかと思ったら

気が遠くなりそう。


世界選手権、

せめてショートだけでも見たいと

せっかく俯瞰席を半年前から確保してたけど

とても行きたいと言い出せる状態になく

諦めるしかないだろうなあ…

夫には大分前に行く事を話しておいたけれど

絶対忘れてる

ここで恩を着せておくべきだろうか

…余計悲しくなるからやめておこう


これから先遠征はどんどん難しくなる

子どもに手が掛からなくなった分

老人が何もできなくなってくる

せめて夏のショー1回だけでも

見に行きたいなあ

切ない







 

 

 

 

 

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