当ブログに俳句でアクセス下さる稀少&奇特なみなさま、いつもありがとうございます。
またまたアップが後手にまわりすみません。
1月最終日昨日、句会でした。
よろしくご笑読ください。
本年もよろしくお願い申し上げます。
目下、三月三日ひなまつりに行われる鎌倉、鶴岡八幡宮の実朝忌句会に向けて研鑽を積んでいるところです。
兼題
☆あらたま
☆出初式
☆雪
☆手毬(冬の季語だそう)
☆寒○○(寒に名詞。寒椿、寒雀、寒餅等)
☆初景色
☆万両(赤い実をつける植物)
以下3つは好きな季語と組み合わせ
☆仔牛
☆眉
☆米
以下実作
あらたまや魁夷の富士を壁に掛け
三度着き四度目足上げ手毬歌
あらたまの甕の水面へ水みくじ
欄干にかもめ二十羽初景色
救助犬五頭行進出初式
(添削前→救助犬までも行進出初式)
中天をほしいままなり出初式
スケール大きすぎと苦笑されました
寒餅の帯枕に似し手の心地
米粒の混じる寒餅貰ひけり
舞い上がる雪と降り来る雪の中
(添削前→舞い上がる雪と降る雪わからぬ中)
地蔵座す小さき祠や実万両
息白し仔牛つぶらなる瞳
(添削前→息白し仔牛の瞳つぶらなる)
一月の大きな富士へペダル漕ぐ
好評でした。
寒の夜の細おもてなる細き眉
以上今月でした。