5月4日、午前7時11分、だんな様が旅経ちました。
4日の朝4時49分、病院から、意識レベルが低下しているので、病院へ来て欲しいと連絡がありました。
私、長女ちゃん、次女ちゃん三人で病院へ駆けつけると、だんな様は動きもせず、寝ていました。
かすかに、のどをゴックンとしているようで、喉ぼとけが動いています。
看護師さんが意識が遠のいていても聞こえてはいるので、声をかけてくださいと言われいました。
みんなで「パパ~」と何度も何度も言い、話しかけました。
時間が少しずつ過ぎていくと同時に、だんな様も少しずつこの世から離れて行きます。
喉の動きが無くなり、心音、脈も正確に測れなくなりました。
長女ちゃんもだんな様の手や首筋を触り、脈を取っていましたが、
「もう、取られへん・・・」
私は、まだこの状態でも、何週間も何か月もいられるのでは?と思っていました。
看護師さんがやってきて、先生を呼んできますと言われました。
少しして、当直の先生が来られ、死亡が確認されました。
最後は、徐々に私たちから離れて行き、眠るように逝ってしまいました。
誰かに迷惑をかけるわけでもなく、静かに静かに・・・・
きれいな最期でした。