マウイでみんなで星を見に行きました。

こんなに星見えてます。

 

iPhone撮影

 

 

 

はじめに

 

じいちゃんは、もういない。

 

中学生3年生の夏休み

受験の時期にもかかわらず大怪我をして入院をしてしまいました。

 

親からはとても怒られたのですが

そんな中、じいちゃんが毎日看病に来てくれました。

 

幼い頃から

いつも怒ってばかりいたじいちゃんは

ぶっきらぼうではあったものの

 

「果物買ってきて!」

「ゲーム持ってきて!」

と、ぼくのわがままなリクエストにも

イヤな顔一つせずに、病院に面倒を見に来てくれたのです。

 

 

じいちゃんは

車の運転はできなかったので

自転車で来てくれていたのですが

家と病院は自転車だと1時間もかかります。

 

そんな距離にもかかわらずぼくのために。

 

入院は2ヵ月にも及び

ぼくの中学生最後の夏休みはじいちゃんとの思い出しか残っていません。

 

退院する頃には

この時間が終わるのが寂しいくらいの気持ちでした。

 

いつかきちんと

じいちゃんにお礼を言おうと思っていたのですが

恥ずかしいからかなかなか言えず

結局、お礼を伝える前に、亡くなってしまいました。

 

身近な人が亡くなったのが初めてだったので

そこで初めて「死」を意識しました。

 

「ちゃんとお礼を言いたかった」

そんな後悔の念がぼくの中に生まれた瞬間でもありました。

 

「死」と「後悔」はセットになりがち。

 

死を考えるということは

後悔をしない生き方をするということでもあります。

 

 

それからは

「今日、後悔しないために、どう過ごそうか?」

という問いのもとに生きています。

 

 

そうすることで

今日という日を真剣に生きて

自分にとっての理想の人生を過ごすことができるからです。

 

 

5月からは

これからの人生を楽しく生きるため

死をテーマにした質問を用意します。

 

質問に答えることで、真剣に生き方と向き合って

今日という日を、そして人生を、悔いなくあなたらしく過ごすことができますように。

 

 

マツダミヒロ