最近は講演や打ち合わせに、
「カバン持ち」の大学生(いいのくん)と一緒に出かけています。

彼によくする魔法の質問は
「今日はいくらぐらいの価値があった?」
です。


ぼくが大学生の頃
もちろんこんな意識はまったくなく、
ただ何となくすごしていました。


しいていえば、
「今日、バイトで1万円稼いだから、1万円の価値」
と答えたことでしょう。


カバン持ちの彼は、
「今日は10万円分!です」
など、
かなり高額な価値を感じています。

それもそのはず、
普段は会うことのできない
ベストセラー作家の方々と会って直接学んだり、
出版社で本を創るプロセスを一緒に体験したり、
ホスピタリティの高いレストランでサービスを受けたり、
ぼくの講演を何度も聞いたり(笑)
ぼくから質問攻めにあったり
ぼくに対して聞きたいことの質問を却下されたり。
(質の低い質問は却下されます(笑))


そんな毎日を送っています。

確かに、
大学生にとっては刺激的ですし、
社会人になってもそんな経験はなかなかできないですよね。


今日、得た価値の値段はいくらか?

それはお金では計算できないですよね。


これはいつもと同じように
普通に暮らしているぼくたちも言えることです。


今日の値段(価値)はいくらか?


夜眠る時に、
いくらぐらいの価値があったといえるか、
それを目指して1日を過ごしてみてもいいと思いますよ。