その年のダーからの年賀状には2月に引っ越します。


そう書いてあった・・


そっか・・ポコくん新しいお家の事いろいろ考えてたし


引っ越し嬉しいんだろうな・・


そんな風に思いながら年が明けた。。


職場に行くとダーは相変わらず丁寧に硬い新年の挨拶をしてくれて


また変わらない日々・


ある日K君と残業をして帰ろうと・・ふとカレンダーを見ると


明日がダーの誕生日だった・・


「あ・明日ポコクンのお誕生日だね。。」


あたしがそう言うと


「えー。。そうだっけ・・・じゃあ何かしないとね・・」とKくん


部署で一番年下のダーはみんなに可愛がられているし


Kくんは年下のダーを本当に信頼して心を許している・・


あたしが机の中を捜すと・・


ちょうど可愛い車の形のカードを見つけた。


「Kくん。。カード見つけたよ。。

この可愛いのポコくんっぽくない?」


「あー本当だ・・じゃぁこれにメッセージ書こう」


2人でワイワイ言いながらお誕生日のメッセージを書いて


ダーの好きなお菓子を置いて


その後は2人でお祝いだねとか言いながら飲みに行った


「みにゃちゃん・ポコ君っていい奴だよね。。」


最近K君はいつもあたしにそう言う・・


「俺さー。。ポコ君の考え方とか好きで・・

真面目で硬いけど納得できるところも多くて・・

俺は結構人によって熱くなっちゃうけど・・

ポコ君になだめられると熱くなっても抑えられるし

俺の上司になって欲しいくらいだよ。」


「あはは・・そうだね。確かに大人しいけれど冷静でしっかりしてるよね。」


「でもみにゃちゃんも冷静だよね。誰とでも話せるし

熱くならないし怒ったとこ見たことないよ。すごいって思うよ」


「だって怒る理由がみつからないんだもん・・」


「あはは・・何だよそれ・・怒るのに理由なんてないよー・・

俺なんてすぐに熱くなるよ・・女の人って何か言うとすぐ怒るのに」


「それは元気な証拠だよ。。あたし怒るエネルギーさえ湧いてこないもの。。」


「元気とかの問題かな?なんかこうすぐ火がついちゃうんだよなー。」


「そう言われるとあたしとポコくんって、どっかシケってそうで発火しなそうじゃない?」


「あーわかるそれ。。みにゃちゃんとポコくんってなんかポーとしてるし。。」


その日はなんだか意味がわからなく笑って帰った・・


ダーを知る人はいつもダーを褒めていて・・


ダーはあまり自分を見せないけれど・


きっとすごくいい子なんだろうなーっと思っていた・・


だけどあたしも感情の起伏が激しくないしきっとどこか似ているのかな?


次の日仕事を終えるとダーからのメール


「みにゃさんお誕生日のカードとお菓子嬉しかったです。ありがとうございました。」


ダーは本当に真面目な子で・・


この誠実な文章に笑ってしまった。


だって・・お誕生日のカードのメッセージ


ちょっとユーモア交えて書いたのに・・何も触れてこないし・・


Kくんが言ったようにダーは本当にいい子なんだと思った。