初めての恋が終わった時・・それはもう大変で・・


あまりの胸の痛みに 食事も喉を 通らなかったっけ・・


さすがに 両親も心配して


よく行くお寿司屋さんに 連れて行ってくれた


当時から評判もよく 賑わっていたけれど


大将は 私をカウンターの隅に座らせて いくつか寿司を 握ってくれた


誰の声も 何の音も 耳にはいらず・・何も口にしない 私をみかねて



日本酒の入ったグラスを 差し出してくれた。


飲んでごらん。。。


初めて飲むお酒は 淡く甘い香りがして


口にすると 軽く眩暈がしたけれど ・・・


心が溶けていくような 不思議な感覚で・・・


なぜか 自然と涙がこぼれた・・


次々と 感情が溢れてきて 抑えることができずに


そのまま静かに 泣いていた・・



大将は時々 カウンターごしに 頭をなでながら・・・


酒を覚えるということは・・ 男を知ったという事なんだ。。。。


それも悪くないよ・・恋は悪くないよ・・誰も悪くないよ。。。。


今思うと・・


きっと若すぎて 泣き方を 知らなかったのかも しれない


お酒の力をかりなければ 泣くことができなかったのかも しれない


あれから 時間がたつにつれ

少しくらいの事なら 笑い飛ばせる私に なれたかな・・・



あの時の 心の痛みは 忘れたけれど・・


たくさんの人達の優しさと お酒の味は覚えている・・ 



そして そのお酒が今 大好きで仕方ない。。


今では 1人でも 飲みに行けるようになって・・


見知らぬサラリーマンと肩を並べて 


立ち飲みで飲んでいる 自分が


時々こわくなる・・・




昨日も お酒を飲んだまま 寝てしまい 

ダーからのメールに


「おやすみ」も言えなかった・・


飲みすぎてしまう・・ 私が悪いのだけどね。。



こんな私で 本当にごめんね 。。