このワイヤー製の親猿の話は心理学などで
度々、聞いたことがありましたが、
映像では初めて見れました。

さすがNHK!と思うと同時に、
見たら見たで、
可愛そう…とても胸が苦しくなりました…

が、
大事なことが証明されました。


もう、ひと部屋にはワイヤーに毛皮をつけた
母猿人形。多くの時間をこちらで過ごしたそうです。



そして、成長したら
社会性に欠けるようになったそうです。

ヒトや猿以外にもオキシトシンはあり、
「オキシトシンを活性化させたラットは
常に仲間と関わりをもつようになった」
そうだ。

だから、繁殖、種の保存につながるという。人間や猿だけでなく、ラットにもオキシトシンホルモンがあり、作用してることに驚きました。


子育てのゴールは
「自立した大人にさせること」だとしたら
社会性に欠けると、仕事に就くのが大変になります。

経験ではスキンシップ大事と分かっていましたが、

やっぱり幼子は、
お腹が満たされた時には、
さらに栄養を蓄えることより、
お母さんのぬくもりが欲しいのですね。

今日の子育て教室も
「一人で寝てくれない」
「近くに居ないと泣くんです」と
みなさま、お困りの様子。

私は、ちゃかすように
「人間らしくなってきて、
よいことじゃーん」と、話します。

赤ちゃんは困ったら泣くけど
抱きあげれば安心して泣き止むから
何とか育てられるものです。

ふれあいはオキシトシンを増やすので
抱き上げたり、触れたたびに
赤ちゃんも、さらに、
「ふれあいたいという気持ちが育つのだ」なぁと確信しました。

よくスキンシップとっているママの赤ちゃんは、期待するような表情をすることがあり、
しゃべらないけど、私には
「遊んで!遊ぼーよ」とちょっかい出されてる気がしてましたのは、当たりだったのね(笑)

今日のママ達も
少しのコツで抱っこが
上手くなりましたね。


泣いても泣き止ませてあげられるスキルがつくと、不安は、自信に変わり
可愛いと思うことが増えます。

人間を人間らしく育てるという
当たり前かつ、現代人には意外と難しい修行を
一緒に支えていけたらと思っています。

代表 なおみ