次の日病院に戻るとこれからの治療について早速説明を受けた。
抗がん剤を使うためにポートというものを胸の上に埋める手術をしなくちゃいけないみたい。
あんまり目立たないみたいだしそれをしないと前に進めないし。
手術は3日後。
今は肝臓のせいで熱が出る。
ボルタレンで熱と痛みを押さえていた。
定期的に飲んで熱が出ないように。
夜には睡眠薬を飲む事も進められた。
さすがにちょっと抵抗があって一回飲んだだけで辞めた。
看護師さんもすごく気を使って気にかけてくれて
なんだかやっぱ病気なんだなって実感してしまった。
歳も近い看護師さんが多くて
結構仲良くなった看護師さんが何人かいた。
入院患者さんはほとんど50歳以上だったし 笑
金曜日に彼が病院にきた。
ものすごく心配そうな顔をして。
少し痩せた私を見てまた心配そうな顔をしてた。
実は彼と家の両親は初対面。
初対面が私の病院の病室。
なんとも微妙すぎるシチュエーションで挨拶をしていた 笑
そして三人で先生の説明を受けた。彼もあらためてびっくりしてたけど
受け止めてくれたみたい。
私の病院の面会時間が終わって
彼とママはご飯に行って色々話したみたい。
彼はママにこっちに引っ越しつ来たいと言ったみたい。
この時点ではまだママも反対していた。
仕事の事も生活のこともあるし
反対するのも当たり前だよね。
でも彼は絶対に説得するからって言ってくれた。
本当に心強かった。
っていうのと同時に彼の人生をかえてしまうのが怖かった。
彼とは一緒に居たいけど
本当にこんな大きな決断をしていいんだろうかと、、。